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<旦那よ、趣味じゃないの>もらって困るものをプレゼントされる妻たちの本音と諦め、からの……?

ママスタセレクト

「贈る人が相手を想って選んだプレゼント、その時間や気持ちが何よりも嬉しい」。贈り物をめぐってよく耳にするこんなフレーズ、たしかに素敵な考え方ですし、説得力がありますね。しかし! 長年暮らしをともにし、ときに何かの折にイライラさせられる旦那さんからの贈り物が、自分の趣味とかけ離れた代物だった場合、あなたは混じり気なしに嬉しいと言えますか? ママスタに寄せられたあるママの心の声をどうぞ。

『私は45歳で、旦那は50歳。旦那からハートのネックレスをもらった。気持ちは嬉しいがダサい。いつも私の趣味を外すから、前に「もういらないよ。でももし買ってくれるなら一緒に選びたい」と伝えたら、「分かった」って言ってたのに。「プレゼントは中身を知らないから楽しいんじゃん?」だって。で、ネックレスのワンポイントのストーンがピンクで、これまたダサい。シンプルなものが好みなのを旦那は知ってるはずはのに、「シンプルじゃつまらないじゃん?」だって』

投稿者さんは旦那さんへ「ありがとう」と感謝の言葉も伝えたとのことですが、心の内でがっかりし、呆れてもいることがうかがえますね。あなたはこちらの投稿、妻のためにネックレスを選んだ旦那さんに同情して「ひどい」と断じますか? それとも同情心を覚えるのは、同じ妻の立場である投稿者さんの方? ママたちのリアルな声を聞いてみましょう。

旦那さんからの「趣味じゃない」贈り物に、手厳しい声続々

『たしかに45歳が着けるにはかわいすぎるね……』

『投稿者さん、ひどい! と思ったけど、うちもいつもそうで、投稿者さんと同じ気持ちを押し殺していただけだと気付いた』

「冷たい」などの批判的な声も見られましたが、自分に照らし合わせて考えることで、投稿者さんの本音に頷いたママは数多く……。たとえば結婚前の熱いお付き合いの頃ならば、どんな贈り物も手放しで喜べたのかもしれません。しかし歳月を重ねた今、あまりにも自分の好みとかけ離れた贈り物に、ママたちはひそかに冷めた目を向けてしまう現実もあるようです。

妻たちはシビアかつ現実的?もっと有意義なものを……

「好きな人が贈ってくれるものなら、何でも」というお付き合い当初の甘い気持ちはどこへやら。「もったいない」という気持ちからか、投稿者さんはネックレスの額をネットでリサーチするという、ちょっとしたタブーを犯したと語ります。気になるその額、26000円也。「それなら米をもらった方が良かった」と色気のかけらもないホンネを漏らした投稿者さんに、共鳴したママが……。

『「米の方が良かった」に笑った。本皮の財布を買える額だし、豪勢なディナーを食べられる額、心の声は「あぁぁもったいない!」だよね』

まるで痛恨のミスを犯したかのような心の叫び。お金が自分の望まないものにつぎ込まれることに、主婦として耐えがたい苦痛を覚えるママも少なくなさそうです。

「私のほしいもの」を突き通す、行動派ママも

趣味じゃない贈り物はにべなく却下。さすがに旦那さんが気の毒に思えてくる、自分の要望を鉄の心で突き通す行動派のママもいました。

『30歳過ぎにハートのネックレスをもらって微妙だった。それ以来誕生日プレゼントは蟹をお願いしてる』

『私はもらったダサいサンダルを、スニーカーに変えてきたことがあるよ』

きっぱりと合理的な妻に旦那さんは傷つく? 怒る? それとも苦笑い? 長く濃い夫婦関係、我慢のしすぎは禁物との声はよく聞くもの。夫婦の関係性が許せば、強引だけれどこんな強行な解決策もアリかもしれませんね。

旦那よ、まったく分かっちゃいないな。妻たちの不満噴出

そして贈り物をめぐるモヤモヤの正体を突き止めるような声も届いております。

『うちの旦那もハートを選ぶよ。妻が普段どんなものを着けているか分かっちゃいないよね。気持ちは嬉しいけど、「なんで?」ってなるよね』

旦那さんからの趣味じゃないプレゼントを手にして、「長い付き合いで、どうしてそうなる?」と気が遠のくような感覚に襲われるママも多いのでは? 女友達の方がよっぽど好みにマッチした贈り物をしてくれるとの声も聞こえてきそうです。ママたちの本音を覗いていると、たとえ長年連れ添った夫婦であろうと、妻の好みを正確に把握している旦那さんは稀有なのでは、という疑念がわいてくるのは筆者だけでしょうか?

女心に無知だけど、憎めない?

そのハートのネックレス、浮気相手にあげるものだったのでは? コメントのなかには匿名ネット掲示板でときたま見られる、こんなイジワルな質問も。それに答える形で投稿者さんが語ったのは、旦那さんの人となりが垣間見えるエピソードでした。

『旦那は小太りのおじさんで、お小遣いは月3万。それで浮気できたら、旦那の話術の賜物ってことになるから「やるじゃん」と思います。旦那は昔キャバクラのかわいい子に「連絡先おしえて!」とせがまれたと私に自慢。職場の子にもらった義理チョコも、リビングに飾って自慢。万が一にでも浮気できたら、私に自慢せずにいられないと思う』

話術以外にも旦那さんの素晴らしい人間性などがあるのかもしれませんが……。万一旦那さんが浮気した際の態度を今までの出来事から想像すると、ママたちからは「おじさんなのに、まるで小学生男子のよう」「憎めない」などの好意的な声が続々届きました。投稿者さんのコメントからは、「旦那が浮気できるわけない」といわんばかりの妻の余裕が感じられますね。旦那さんを侮っているという見方もできますが、やはり夫婦としての信頼感や愛されている実感があるからこその、余裕たっぷりの反応ではないでしょうか?

さらに余談として……。

『大学生の娘も「アクセサリーは自分の好みじゃなかったときにつらい。ディナーとか実用的なタオルとかは?」と助言したとのことですが、完全に無視したようです』

ハートのネックレスの贈り物を、妻が喜ぶと信じて疑わなかった旦那さんのたっぷりな自信が見えてきますね(笑)。

最後の締めくくりは、トピックをうまい具合にまとめたこんなコメントでいかがでしょう?

『45歳だろうと、旦那さんにはハートが似合うかわいい女の子に見えてるんじゃない?』

『これからハートのネックレスを着けた中年女性を見たら、女心の分からない男からの贈り物だと思っちゃうな。平和と幸福の象徴とも言えるかな』

妻たちは自分の好みをめぐる旦那さんの無理解に当初はがっかりしつつも、いつの日か失望は諦めに、諦めは受容に……。さらに旦那さんの無邪気な「的外れ感」に愛おしささえ覚えるようになるのかも? しれません。ということで、やや強引ですが「めでたしめでたし」ということにいたしましょう! 投稿者さん、末永く幸せな結婚生活を。


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