昼間に撞ける「除夜の鐘」 東白楽の孝道山
大晦日の夜、どこからともなく聞こえてくる「ゴーン」という音。除夜の鐘といえばこの風景が定番だが、孝道山=鳥越=では数年前から「大みそかの鐘」として日中に鐘撞きを行っている。
孝道山によると、2020年の新型コロナウイルス感染拡大をきっかけにそれまで夜に行っていた「除夜の鐘撞き」を昼間に変更。以来、小さな子ども連れや年配者も参加しやすいようにと、暖かい昼間の実施に固定した。
今年は午後1時40分から受付を行い、2時から鐘撞きを開始。信徒以外でも撞くことができる。雨天決行。同日には境内にカフェのキッチンカーが出店し、黒糖タピオカミルクティーやチーズハットグ、ポップコーンなどが販売される予定。
孝道山の鐘は「平和の鐘」と呼ばれ、国連が定めた毎年9月21日の「国際平和の日」には正午に鐘を撞き、平和と非暴力の祈りを発信している。