遊びながら楽しくSDGs体験!上越妙高駅前で初のイベント 1000人以上が来場
上越妙高駅西口広場やその周辺を会場に、親子で楽しめる体験参加型のSDGsイベント「SDGsふれあいフェス in 上越妙高」が5月26日に開催され、1000人以上が足を運んでイベントを楽しみました。
このイベントはSDGsについて体験したり、遊びながら学んで、みんなができる貢献について上越地域の皆さんに考えてもらおうと、食堂酒場酉かつ、NTT東日本新潟支店、新潟大学村谷研究室、株式会社丸互、株式会社DI Paletteといった地元企業や団体などで結成された実行委員会が企画しました。
イベント当日、上越妙高駅前の西口広場では誰でも気軽に参加できるSDGsの活動のひとつとして、市民参加のフリーマーケットが行われたほか、17の地元企業や団体が出展。
廃材を活用した工作、エコバックデザイン体験、里山水田保全ジオラマ展示など、SDGsについて楽しく学べるようなさまざまな体験コーナーが設けられ、多くの親子連れでにぎわいました。
子ども食堂も行われ、高校生以下の子どもたちを対象にカレーライス100食分が無料で提供されました。提供をはじめた正午から1時間ほどで予定数に達したということです。
また会場では、新潟大学の村山敏夫准教授によるSDGsについてトークショーやFM新潟のラジオ番組の公開収録なども行われました。
西口広場でのイベント会場では上越市、日産、NTT東日本の協力でイベントに使用する電気をすべてEV車から供給しました。二酸化炭素削減の取り組みであるカーボンニュートラルの実現や、災害時の電源供給先としてEV車の有効活用について発信しました。
西口広場会場のほかに、JM-DAWNではeスポーツやAI体験、釜蓋遺跡公園ではドローン操作体験も行われ、親子連れなどの参加者が各会場を回りました。
親子での参加者
「SDGsって言葉は難しそうだったけど、実際に来てみて体験や説明してもらうと身近に感じ、自分たちの何気ない行動にもつながると思った」
参加した小学生
「テントを回って、いろいろな体験ができたし、eスポーツもドローンも体験できて良かった。楽しかった。また来たい」
今回のイベントをきっかけに、オリジナルキャラクターも制作されました。実行委員会では、今後もSDGsについての理解を深めてもらうための楽しいイベントを定期的に企画していくということです。
実行委員会 山崎公一さん(NTT東日本新潟支社)
「多くの方々に身近にSDGsを体験・体感いただき、持続可能な地域作りのために自分たちのできることを考えるきっかけにしていただけたら幸いです。また皆さんもご存じの地元自治体、企業、団体様もそれぞれ一生懸命取り組んでいることも知るきっかけになってもらえたら、見方も変わってくるのではと思います。今後も多くの市民や企業団体の皆さんに参加いただき、楽しく学べて考えることのできるSDGsイベントを企画運営していきたいと思います」