梅雨の五目釣りは『直リグ』がオススメ ただ巻きでも釣れるから初心者でも簡単
梅雨の時期は夏と比べて、魚の活性が高くありません。初心者の方には、少々難しい季節と言われています。そんな時には「直リグ」を使用した釣りがおすすめです。その魅力や使い方を詳しく解説するので、最後までご覧ください。
直リグとは?
直リグとは、オフセットとシンカーを繋いだ画期的なリグです。元々は韓国のバスフィッシング業界で流行していた仕掛けで、日本に上陸して使われるようになりました。
それ以降、汎用性の高さから、海釣りのロックフィッシングでも使われています。初心者の方でも手軽に使えるので、ぜひ使ってみてください。
梅雨時期の海釣りで直リグが効果的な理由!
梅雨時期の海釣りで直リグが効果的な理由を詳しく紹介します。馴染みがない方は、ぜひ以下の魅力を確認してみてください。
簡単に底が取れる
直リグのメリットは、簡単に底が取れる点です。シンカーとワームが一体化しているので、着底の感覚が分かりやすくなっています。
糸フケが「フワッ」とできたり、竿先に「トンッ」と感覚が伝わってきたりします。根掛かりを防げたり、効率的に釣りができたりするので、魅力的なポイントですね。
根掛かりしにくい
根掛かりしにくいのも、直リグの魅力です。針が剥き出しにならないオフセットフックを採用しているので、ストラクチャーにコンタクトしにくくなっています。
また、シンカーも面長ですり抜けやすい形状です。そのため、根掛かりが多発するエリアでも、障害物を回避しながら釣りができます。
アクションが必要ない
アクションが必要ないのも、直リグを使った釣りのおすすめポイントです。私がおすすめする釣法は、着底後ただ巻きをするだけになります。
一定の速度で巻き続ければ、魚からのコンタクトが得られます。繊細なアクションやテクニックがいらないので、初心者の方にピッタリですね。
梅雨の時期の直リグの使い方
梅雨の時期の直リグの使い方を順を追って説明します。釣り場で実践して、五目釣りを楽しみましょう。
キャストして底を取る
最初に直リグを海にキャストしましょう。5gのウェイトを基準にして、水深や風の強さなどによって使い分けると良いです。
キャストが終わったら、底までフリーの状態で落としてあげてください。リールのベールからラインの放出がなくなったら、着底の合図です。
一定の速度で巻く
直リグを使う際は、一定の速度で巻くことがポイントです。通常はワームのようにリフト&フォールで使いますが、ただ巻きでも十分釣れます。
イメージとしては、シンカーが底を引きずりながら移動する感覚です。一定の速度で巻くことで、魚から見切られにくくなるので意識してみてください。
魚が掛かるまで巻き続ける
もし、魚のアタリを感じても即合わせは禁物です。竿先に魚の重みが乗るまで、辛抱強く巻き続けましょう。
アタリがあったタイミングで巻くのを止めると、魚が違和感に気づいて追い食いをやめてしまいます。アタリを感じながら一定の速度で巻き続けて、完全に魚が乗ったら鋭くフッキングしてみてください。
梅雨時期は直リグで爆釣を狙おう
梅雨の時期の活性が低いタイミングでも、ワームを使った直リグでは好釣果が見込めます。小型の魚から大型の魚まで魚種問わず狙え、釣りを飽きずに楽しめるのです。
ただ巻きをするだけで、魚からのコンタクトが得られます。初心者の方でも簡単に使えるので、ぜひ今年の梅雨で実践してみてはいかがでしょうか。
<あつ/TSURINEWSライター>