初夏はもうすぐ! 暑い日も安心&便利な赤ちゃんお役立ちグッズ
5月に入ると気温がぐっと上がる日も増えてきます。屋外のレジャーは紫外線対策や熱中症対策が必要になる時期。特に小さな赤ちゃんと一緒にお出かけをされる方にとって、暑い日は心配なこともいつも以上に増えますね。
そこで、今回は赤ちゃんとパパ・ママができるだけ快適にすごせる「お出かけグッズ」についてまとめました。
目次夏向けのグッズだけど…機能性グッズ・ウェアはやっぱり便利です
夏向けのグッズだけど…
日によってはもう夏?と思ってしまうほどに暑い日もありますよね。そんな日のお出かけグッズには大きく2つのタイプがあります。
ひとつは、赤ちゃんの体温の上昇を和らげるもの。ふたつめは、日よけ、紫外線対策のためのものです。そのほか、赤ちゃんが暑さに負けないで快適にすごせて、かわいくおしゃれができるアイテムもあります。真夏はもちろんのこと、気温が高くなりはじめるこの時期から、赤ちゃんの暑さを軽減したり、虫よけ効果のあるグッズを準備しておくと安心かもしれませんよ。
1.保冷シート
〈▲ 画像はイメージです〉
体温を調節機能が未熟で、気温や湿度などの環境の変化で、体温が変動してしまう赤ちゃん。大人が思っている以上に暑さを感じてしまうので、暑い日には保冷シートが便利です。抱っこひもで赤ちゃんを抱いたときや、ベビーカーでの移動中に背中部分に敷いてください。冬は温めて使えるパックですが、冬は赤ちゃん自身が体温も高いので主に夏に人気のアイテム。基本的にGW前後ですとあまり使うことはないかもしれませんが、真夏に向けて準備しておきたいアイテムと言えます。
またベビーカー専用の保冷シートだと、より広範囲で冷やしてくれるので、ものすごく暑い日には赤ちゃんを快適にしてくれます。長時間のお出かけの際は冷蔵庫で冷やしておくと効果が持続しますよ。
最近では、首にかけるだけでからだの熱を吸収し、クールダウンできるリングも人気です。ちなみに、各メーカーから類似商品が販売されていますが、いずれも基本的に3歳以上が対象となっているのでご注意ください。
小さなお子さまの場合は、ベビーカーに取り付けられる「ベビーカーファン」なども手軽で便利なグッズです。
2.虫よけグッズ
蚊の季節は夏では? と思われるかもしれませんが、意外と春と秋の蚊がやっかいなんです。蚊の活動が活発になるのは種類により、この時期から対策が必要です。
■アカイエカ 約20~30℃
主に家の中に生息し、夜間に吸血してきます。約20℃~30℃の気温で活発化します。
■ヒトスジシマカ 約25~30℃
ヤブカとも言われる、もっともポピュラーな蚊。約25~30℃の気温を好み、明け方からの午前中と夕方(15時〜19時頃)に活動が活発化します。
■チカイエカ 一年中
1年を通して地下に生息し、主に夜間に吸血してきます。冷房の効いたビル内でも吸血活動するやっかいもの。
虫よけは対象年齢や月齢に応じて商品郡が分かれていたりするので、あらかじめチェックして選んでください。なお主成分がオーガニックのものでも、肌への刺激を考慮して3歳未満の子どもには使用できないものもあります。
また、「虫よけクリップ』などもいろいろな商品が出ています。ベビーカーやかばん、ベルトなど身の周りにものに取り付けて使用します。赤ちゃんの肌に虫よけをつけたくない、という方にはおすすめです。
ミキハウスでは公園へのお散歩からキャンプ、アウトドア、山登りまで、様々なシーンでお使いいただけるParakito®(パラキート)の保湿スプレー「アウトドア モイスチャースプレー」を取り扱っています。
全成分が天然由来。ディートやイカリジンなどの化学薬品や、アルコールを一切使用していないので、小さなお子さまから大人まで安心してお使いいただけます。
※「Parakito®(パラキート)」はフランス発の虫よけブランドです。
イタリア・ドイツ・スペインなどのヨーロッパ諸国、アメリカ、オーストラリアなど世界40か国で幅広く愛用されています。
3.日焼け止めクリーム
日によっては夏のような陽気の1日もある5月。なおこの時期は真夏に比べると湿度が低い日が多いので、肌が乾きやすく、バリア機能が低下してしまいがち。その上で、5月は紫外線の量と強さが真夏並みなんです。だからデリケートな肌の赤ちゃんのスキンケアは、忘れないようにしてくださいね。
なるべく赤ちゃんの肌に負担のないものを選びたい方は、オーガニックの材料を使った、紫外線吸収剤の入っていないタイプが人気です。日よけと虫よけの両方が1本でできる商品などもあるので、いろいろ見比べて選んでみてくださいね。
4.サングラス
赤ちゃんの紫外線対策で見落としがちなのが「目」。肌はしっかりするけど、目のケアはしていないというご家庭も多いのではないでしょうか。そこで赤ちゃんにもサングラスを。紫外線透過率が低い、UVカット率99%以上のレンズのものを選びましょう。
機能性グッズ・ウェアはやっぱり便利です
日に日にアクティブになっていく子ども。動き回れば、汗もかくし、日にも当たるというものです。日差しが気になったり、熱中症が気になっても、思うままに遊んでほしいから、そのための準備、予防策はしっかり取っておきたいですね。
5.汗取りパッド
背中とウエアの間に入れて使う汗取りパッドが必要な季節になってきました。こちら、こまめに取り換え可能です。
お出かけのときだけでなく、室内で遊んでいるときにも便利です。子どもは汗なんて気にしないので、夢中で遊んでいるお子さんの背中のパッドをさっと抜いて取り換えて、汗っかきな子どもたちを快適にすごさせてあげてくださいね。
6.ベビーサンダル
あんよができる子であれば、足元を涼しくするサンダルもあると便利です。いろいろなサンダルが売られていますが、まだ上手に歩けない小さなお子さんの足元には、足をしっかり支える、歩きやすいタイプを選ぶとよいでしょう。
この時期は歩くことにより前向きになってほしいかと思うので、サンダルであっても歩きやすさを考慮されることをおすすめします。たとえば熱や湿気を放出するメッシュ素材のものとかだと、水に濡れても早く乾くので実用性も高いですよ!
7.日よけ帽子
頭部から首元にかけて日よけしてくれる帽子。サングラスと併用することで、より紫外線から目を守ってくれます。
UV加工のものも増えていますが、さらにバックシェードがついていて首元を守るタイプのものが人気です。お肌がデリケートな赤ちゃんはUVカット率80%以上の表記のあるものも安心ですね。
8.天竺素材のポンチョ
紫外線が気になる季節にはやわらかな薄手の天竺素材の「お出かけポンチョ」もおすすめです。
羽織るだけで紫外線を80%以上カットし、夏になったら室内の冷房対策としても便利なアイテム。前ボタンと腕を通さずに着せられるので、赤ちゃん用のアウターとしてねんねの時期から2歳頃まで使えますよ。
様々なアイテムを組み合わせてUV対策を
ここ数年、夏は酷暑になる日も多くなっています。また“季節外れの夏日”がやってくることも多々ありますよね。だからこそ、暑い日対策はこの時期からやっておくとなにかと安心かもしれません。
赤ちゃんのウェアやグッズは技術的な進歩もあり、各メーカーもいろいろな商品を開発、機能性が高いものも続々登場しています。また、ママたちの紫外線に対する意識も高まっていて、赤ちゃんのUVケアは常識になっています。
ミキハウスのおすすめは、複数のグッズを組み合わせることによって、紫外線から赤ちゃんを守ること。さまざまな夏用アイテムをうまく利用すれば、安心・安全に赤ちゃんが育つ環境をつくれると思いますよ。
0歳の赤ちゃんにとっては「はじめての夏」もすぐそこ。神経質になる必要はないですが、少しでも赤ちゃんが快適に夏をすごせるよう、アイテムやグッズ選びをしてみてはいかがでしょうか!