「スポンジ」なんとなく選んでない?掃除がグンとラクになる“使い分け術”「汚れ落ちもアップ!」
お掃除コンサルタント(クリンネスト1級)の知帆です。暮らしを豊かにする風水の考え方を取り入れた「簡単開運お掃除術」を発信しています。皆さんが毎日使うスポンジですが、食器用、お風呂用、トイレ用……気づけば同じ形のスポンジを何となく使っていませんか? 実は、スポンジにも適材適所があるんです。素材や形を上手に使い分けることで、汚れ落ちも衛生面もグンとアップ。そこで、今回は毎日の掃除をもっとラクにするための「スポンジの使い分けガイド」をお届けします。
食器用スポンジは“泡立ち&水切れ”で選ぶ!
毎日使う食器用スポンジは、ポリウレタン製で泡立ちがよいタイプがおすすめです。柔らかめで食器に優しいタイプを選びましょう。油汚れが多いときには、硬めのスポンジを選ぶことで、洗剤をしっかりと含み泡持ちも良くなります。
お風呂は“汚れの種類で使い分け”が正解
浴槽の水アカや皮脂汚れには、目の粗いハードタイプのスポンジを選びましょう。大きめサイズを使うことで時短掃除にもつながります。
お風呂の壁やドアには、軽くて扱いやすいタイプがおすすめです。こするときに力が入れやすく、壁に備え付けの手すりやドアの持ち手など、複雑な形にもフィットします。
お風呂の床には、専用ブラシがおすすめです。凹凸のある床のピンク汚れをツンツンとしたブラシがかき出してくれます。すりガラスなどの掃除にもぴったりです。
トイレ&洗面台周りは“専用色・素材”で衛生管理
トイレの便器掃除には、使い捨てスポンジを使用することで清潔を保てます。洗面ボウルや床とは使い分けの色ルールを家族で決めておくのもよいでしょう。洗面ボウルや鏡は、マイクロファイバー素材を選ぶことで、水垢予防につながります。
メラミンスポンジは“ポイント使い”に限定
水だけで汚れを落とすことができるメラミンスポンジは、万能に思われがちですが、研磨効果が高いので要注意。使う場所を選ばないと、素材を傷つけてしまうことも。黒ずみ・くすみの部分使いにとどめましょう。目が細かく洗剤や水を含みやすいので、使用後は、水気をよく切って保管することで雑菌対策になります。
スポンジも“使い分け”でキレイが長持ち!
スポンジには、それぞれ“得意分野”があります。場所や汚れに合ったスポンジを選ぶことで、時短・清潔・長持ちの三拍子がそろいます。毎日を頑張る自分のためにも、スポンジ選びを見直してみませんか。手間をかけすぎず、気持ちよく水まわりを整える掃除習慣を応援します。
知帆/ハウスキーピング協会認定 クリンネスト1級 お掃除コンサルタント #お掃除マニア