四日市市の森智広市長「M1」参戦へ、元ザブングルの加藤歩さんとコンビ
三重県四日市市の森智広市長が、漫才コンクール「M1グランプリ」に参戦する。5月19日の定例記者会見で記者の質問に答えた。同市出身で市の観光大使でもある元ザブングルの加藤歩さんから提案され、「四日市市を盛り上げられるなら」と引き受けたという。「やる以上は面白いものを」と話している。
テレビの一部番組で加藤さんが出場を明言し、ネットなどでとりあげられていた。定例会見で記者から確認の質問があり、森市長も認めた。4月に市内で開かれた催しで加藤さんから提案されたという。コンビ名などはまだ決まっていないといい、近々、打ち合わせをする予定だという。
森市長は参戦の理由を「四日市市のPRになる。ただPRするだけではだめで、面白くないとだめ。出る限りは一回戦は突破したい」と話した。
「お笑いは好き」と話す森市長は、高校生の文化祭で漫才をしたことがあり、大学時代も友人の集まりなどで一発芸を披露もしていたという。「どこまで頑張れるかは分からないが、楽しい取り組みにしたい」と話した。
加藤さんは、お笑いコンビ「ザブングル」のメンバーとして活動し、「M1グランプリ」のファイナリストに選出されたこともある。その後、コンビは解散し、現在はピン芸人として活動している。
「M1グランプリ」には、愛知県西尾市の中村健市長、大坂府柏原市の富宅正浩市長、福井県若狭町の渡辺英朗町長も参戦しており、1回戦突破などの成績を残している。