かけるバター、ホエイを使った冷凍パン等々、これから流行る商品はこれだ!
「2025秋冬ネタマッチ合同記者発表会」に招待していただき、これから発売になる商品などを一足早く試してきました!
この夏一番の暑さと言われた日、会場も出店企業とメディアの熱気に包まれていました。
パン好きさんが気になる商品がこちら!
【ミヨシ油脂】の「すぐに使える かける本バター スマート」。
2022年に業務用で販売が開始された商品を、今年6月より小容量タイプで発売。
常温で液状のため、通常のバターのように切り分けたり溶かす手間が不要。
香料を使わず、乳原料のみで風味付けしてあるところが個人的に推しポイント。
酸化を防ぐ鮮度キープボトルを採用することで、開封後も常温で2カ月程度美味しさをキープ。
写真の焦点がぶれてしまい申し訳ないのですが、パンにかけたものを試食させてもらいました。
バターオイル67.5%、植物油脂32%を使用しているからか、一口目はオリーブオイルをつけて食べている感覚です。
二口目からはバター特有の甘みとコクが口の中に広がります。
オリーブオイルのようにパンを浸して食べるという食べ方もアリと思いますが、それよりもパンを作る際、焼成前の生地や焼きたてのパンに塗ってバターの風味をプラスするというプロの使い方を、ホームベイキングする方に試してみてほしいです。
他には、自宅で作ったポップコーンに使えば映画館のポップコーンのように全体にバターの風味が広がるし、
なかなか溶けなくてバターを塗りつけて潰してしまいがちなホットケーキやワッフルにもいいですね。
また、常温で保存可能なのでキャンプなどにも持ち運びができ、炒め物に使ったり、今の時期ならシンプルにトウモロコシを焼いて「かけるバター」と醤油をたらしたら美味しそう。
まだ購入できる場所は限られますが、見つけたらぜひアレンジを楽しんでみてください。
こちらは那須塩原市のブース。
JR黒磯駅前にある人気ベーカリー「カネルブレッド」さんの冷凍パンブランド『CLASICO』。
めぐりストの岡田亮さんが地方創生の観点から書かれた記事https://panmegu.com/%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1%9e/post-62127/
でも紹介しているのですが、試食したパンがとても美味しかったのでぜひ紹介させてください。
生乳産出額が全国2位の那須塩原市。その良質な生乳を使ってチーズを作る際に生じるホエイ(乳清)をこれまでは廃棄していました。
そのホエイをパンを作る際の仕込み水代わりに使ったパンが「WHEY(ホエイ)」シリーズなのです。
●栄養価が高く、低カロリーで低脂肪
●廃棄するものを減らして資源を有効活用、サスティナブルなパン
国産小麦を使っているところも推しポイント。
お土産でいただいた“まるパン”は、自然解凍のままでも美味しいけれど、トーストすると外側がカリッ、中はふんわりもちっとしてより美味しく感じました。
余計な甘みがなく、噛んでいるとミルキーなコクを感じられて、毎日食べても飽きない味。
朝食にスクランブルエッグと共に食したら相性抜群でした♪
那須塩原市のふるさと納税返礼品https://tanzen-eatology.jp/news/3377/にもなっていますし、
カネルブレッドさんのオンラインショップhttps://kanelbread.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=2802100からも購入できます。また、カネルブレッド店内にも冷凍パンコーナーがあり、そちらでも購入できるそうですよ。
スイーツにちょっとうるさい私のオススメはこちら♪
【モンテール】
スーパーやコンビニでよく見かけますよね。私もちょっと甘いものが欲しいときに購入します。
自社工場内にミルクプラントを建設し、牛乳(低温殺菌牛乳)から製造しているとは知りませんでしたし、
卵も工場近隣で採れたものを使うなど原料へのこだわりがすごい!
*ルマンド風エクレア*
2024年にモンテールさん70周年、ブルボンさん100周年を記念したコラボ企画。
このエクレアは、ルマンドのサクッとした食感を表現するために、ココアクリームの中にカラメルチップを加えたことでそのサクサク感がちゃんと味わえるんです。
エクレアの生地ではなくクリームで表現するという発想に脱帽!
全国のスーパーマーケットで8/1~8/31までの期間限定なので気になる方はぜひお試しを。
*おもちで包んだロール*
今年4月に発売になった商品を9月1日にリニューアル。
人気の食感“もっちり”と“ふわふわ”に注目。
ふわもち食感のスポンジ生地のまわりに薄い求肥の層を巻くことで、もちもちとふんわりが両方しっかり楽しめて、今まで食べたことのない感覚です。
ミルククリームは北海道産生クリームを加えたミルキーさ、それだけではなくスポンジとの間にこしあんペーストを塗ることで、和菓子のテイストが優しく加わりちょうどいいアクセントに。
ここ最近で一番クセになりそうな商品で、発売が楽しみです。
【協同乳業】
「メイトー」ブランドから9/1に発売予定
*和栗プリン モンブラン仕立て*
熊本県産阿蘇の和栗を使用。(阿蘇地域の50戸の農家に限定し、継続して毎年使用することで産地を応援)
和栗の風味にラム酒で香りづけ。
なめらかな舌触りとするりとした喉越しで夏でも美味しく食べられます。
“食感はプリン、味はモンブラン”
自宅で洋菓子店のスイーツのような高級感を味わってほしいと考えられた商品。
9/1~全国のスーパー・コンビニにて発売予定です。
ラストは世界で初めてカニカマを開発した【スギヨ】の究極のカニカマ!
1972年、世界で初めてカニカマを開発した【スギヨ】の53年にわたる集大成として、究極のカニカマ「香り箱 極」が2023年3月に発売。
本物のカニを科学的に研究し、ズワイガニの雌の繊細な繊維と雄の食べ応え&旨みを両立。
茹でた直後のみずみずしさまで表現されていて、口に含むと本物のカニ同様に繊維がほぐれることに「えっ?すごっ!」と驚きの声が出てしまうほど。
カニカマや魚肉ソーセージは手軽に摂れるタンパク源。
騙されたと思って、「香り箱 極」を食べてみてほしいです。「まじこれカニ!」と思うはず(笑)
左:香り箱 極、右:うな蒲ちゃん
「うな蒲ちゃん」
別メーカーのうなカマは食べたことがあったけれど、こっちの方が好き、という友人のコメントを見て食べてみたかったんです。
かまぼこのブリっと感を抑えめにし、ふっくら感を出し、脂のトロッと感をこんにゃくゼリーで再現しているのだそう。タレもいいのかなあ、美味しい~。
これは鰻の代替品というより、“うな蒲”というジャンルとして考えた方がいいお味。
スギヨさんは石川県七尾市に本社があり、昨年1月の能登半島地震で七尾市内3工場が操業を停止されていたそうですが、「うな蒲ちゃん」も7/16から出荷が再開されました。
美味しいから食べて、それが復興につながるならこんなに嬉しいことはないですよね。
パンに関連する商品ではないものも今回は紹介しましたが、美味しくて目新しい商品や、能登の復興につながる商品も会場にあり、美味しい情報を共有させていただきたかったのです。
カニカマを使ったサンドイッチなど、美味しい食べ方を発見したらまたご紹介しますね。