【お料理レシピ】今秋は豊漁! お値打ちサンマでお手軽イタリアン【サンマのパスタ】フライパンでできる簡単レシピをプロが伝授
KNBテレビ『いっちゃん☆KNB』の人気コーナー「ダイドコロノート」。
おうちでおいしい簡単レシピを食のプロが伝授してくれます。
今回ご紹介するのは、久しぶりの豊漁で今秋は手に入りやすいサンマを使ったレシピ。
水揚げ量は2024年のおよそ倍と言われ、量が増えているだけでなく、身も大ぶりで脂のりがいいのがポイントです。
塩焼きや蒲焼きなどの和風調理が定番ですが、料理研究家の山崎亮子さんが教えてくれたのは、パスタ。フライパンで簡単に作ることができる、お手軽なイタリアンです。
グリル不要! フライパンで簡単調理【サンマのパスタ】
豊漁で、この秋はスーパーにも多く並んでいるサンマ。その味を楽しみにしている人も多いのでは。
脂がのったサンマはそのまま塩をふって焼くだけでおいしいですが、グリルは焼いた後のお掃除やメンテナンスがちょっと面倒・・・と億劫になることありますよね。
今回のレシピは、グリルを使いません。フライパンひとつで簡単にできちゃうので、あと片付けも簡単。きのこをたっぷり使った秋の味覚楽しむ「サンマのパスタ」です。
材料
<材料 2人分>
サンマ 2尾
パスタ 200g
ニンニク 2片
しめじ 1パック
舞茸 1パック
大葉 10枚
醤油 大さじと1/2
レモン汁 大さじ1
オリーブ油 大さじ3
コショウ 適量
唐辛子 適量
作り方
① パスタは水につけておく
◆POINT◆
水につけておくと、ゆでたときにモチモチの食感になります。
つけおく時間は、パスタのゆで時間1分に対して10分が目安。ゆで時間も短くなる時短テクです。
② きのこは石づきを取ってほぐす
③ ニンニクをスライスまたはみじん切りに、大葉は千切りにする。トウガラシは種をとる
◆POINT◆
ニンニクの芽と、トウガラシの種は取り除いておきましょう。大葉は切った後、変色を防ぐために、水につけておくと◎。
④ サンマのウロコを取り、ペーパータオルなどで水気を押さえる
◆POINT◆
包丁の刃の方をサンマに当てて、尾びれから頭へ向かって動かします。ウロコだけでなく、汚れも取れるので、最後に身を拭いて水分を取りましょう。
⑤ 塩(分量外)をまぶしてフライパンで焼く
◆POINT◆
大きいサンマは半分に切ると焼きやすくなります。魚焼きグリルを使ってもOK。こんがりするまで焼きましょう。
◆POINT◆
片面を焼いて、ひっくり返してから塩をしっかりめにふるのがポイント。パスタに合う塩加減になります。
返したら蓋をして、中火で焼きます。
⑥ 粗熱が取れたら、骨と内臓を取り除いてほぐす
◆POINT◆サンマは冷めてからほぐすと、身離れがよく骨が取りやすくなります。 はじめに身を半分に開いてから、骨と身の間に指を入れると簡単に大きな骨が外せます。小骨は、身を指でなぞるようにはがすと、まとめて取ることができます。
⑦ フライパンに油、ニンニク、トウガラシを入れ、火にかける
⑧ 香りが立ってきたら、きのこを入れて焼き色がつくまで炒める
◆POINT◆
きのこは炒めると水分が抜けて旨味が凝縮されます。焼き目がつくまで炒めましょう。
炒めているうちにニンニクときのこの香りがオイルにうつって、さらにおいしく仕上がります。
⑨ サンマ、醤油、レモン汁を加える
⑩ 約2Lの水に塩大さじ1(分量外)を入れて湯を沸かし、麺を1分ほどゆでる
◆POINT◆
水につけておいた麺はやわらかくなっているので、ゆで時間は1分ほどでOKです。
⑪ ゆで上がった麺をフライパンに入れ、黒コショウと大葉を加える
◆POINT◆
大葉は最後に加えましょう。仕上がりが色よくなります。
⑫ 完成
醤油味の和風パスタの完成!
レモンがさっぱり感をプラス。サンマの脂を吸って、きのこも主役級のおいしさです。
出典:KNBテレビ「いっちゃんKNB」
2025年10月23日放送
記事編集:nan-nan編集部