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勇壮な掛け声、夏到来 小田・浅田で神輿渡御

タウンニュース

掛け声とともに神輿を担ぐ小田中央青年会の人々

「川崎で一番早い夏祭り」として知られる、日枝大神社(川崎区小田/中村友郎宮司)の例大祭に合わせた連合渡御が、5月17日に開催された。

連合渡御とは、町内会や団体が神輿を担いで町を歩く祭礼行事のこと。小田中央、小田五六、小田一丁目、小田三丁目、小田四丁目、浅田一二丁目の6つの町内会の青年会などが参加した。浅田一二丁目には女性だけが担ぐ「女神輿」もあり、神輿は計7基を数えた。参加者は大きな掛け声とともに神輿を肩に担いで、順番に浅田小学校を出発。小田銀座商店街を練り歩いた。

小田中央青年会の堀口浩典会長によると、同会の神輿を担ぎに訪れた参加者は約80人。応援に駆けつけた友人や家族、友好団体などを入れると、その数は約100人にもなるという。「当日は豪雨で支度が遅れたが、なんとか準備が間に合った」と安堵。食事などの準備のほか、各地の町内会へのあいさつ回りや、参加者全員が首から下げる木札の作成などを、3月頃から進めていたという。「長く続いてきた伝統ある祭り。事故のないように安全に進めながら、次の世代にもこの催しを伝えていきたい」と思いを語った。

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