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間もなく87歳、巨匠リドリー・スコット監督が最前線で活躍し続ける理由とは?『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』特別映像

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間もなく87歳、巨匠リドリー・スコット監督が最前線で活躍し続ける理由とは?『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』特別映像

名匠リドリー・スコット監督のフィルモグラフィを代表する伝説の名作『グラディエーター』の“その後”を描く『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』が、現在大ヒット公開中だ。このたび、リドリー・スコット監督の魅力について、主演のポール・メスカルをはじめペドロ・パスカル、デンゼル・ワシントンら豪華キャスト陣が熱弁する特別映像が解禁となった。

リドリー・スコット監督が贈る伝説的名作の“正統続編”

人類の歴史上 最大級の栄華を誇った大帝国・古代ローマを舞台に、苛烈を極める皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ奴隷へと落とされた元大将軍が復讐を誓い、剣闘士《グラディエーター》としてコロセウムで極限の闘いに挑む—。

他に類を見ないほど徹底された映像美と、ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、リチャード・ハリスら名優たちによる演技合戦、そしてすべてを飲み込むほどの大スケールで描かれる情熱的なバトルシーン。一瞬たりとも目の離せない完成度に、「第73回アカデミー賞」では、作品賞・主演男優賞(ラッセル・クロウ)を含む5部門受賞(12部門ノミネート)を果たした、伝説の名作『グラディエーター』の“その後”が、最新技術によってさらにグレードアップした圧倒的な迫力とたぎる情熱をたずさえ、劇場にやってくる。

「リドリーはビジョンを形にする天才だ」

先日11月15日(金)より全米に先んじて日本公開を迎えた本作は、公開初週で動員約10.3万人/興行収入約1.63億円を記録し、週末興行ランキング洋画No.1を獲得し大ヒットスタートを切った。SNS上では、「御歳86才のリドリー・スコットが今でもこんなパワフルな作品を生み出せることに脱帽」「とにかくスクリーンに広がる絵面が素晴らしく見飽きない」「今年で87歳を迎えるリドリー・スコット監督の、熱量の凄まじさは十分伝わってきました」など、デビューから40年以上も最前線で活躍し続ける巨匠リドリー・スコット監督を称える声があとを絶たない。

主人公ルシアスを演じたメスカルは、「(リドリーは)皇帝にもなれそうな監督だ。大規模な撮影をこなすんだから、きっと余裕だろうね。リドリーは常に挑戦し続け、あらゆる手段を試してきた」と撮影現場を取り仕切る監督としての手腕に圧倒されたという。また、謎多き奴隷商人マクリヌスを演じた2度のオスカー受賞歴を持つ名優デンゼル・ワシントンは、「今作への出演は即決だった。リドリーはビジョンを形にする天才だ」と『アメリカン・ギャングスタ―』(2007)でも共に仕事をしたスコット監督に全幅の信頼を置いている様子。さらに、将軍アカシウスを演じ彼を最も影響の受けた映画監督の1人と明かしているペドロ・パスカルは「完璧な連携体制だった。仕上がりもリアルで違和感がない」とメスカル同様に異常なまでの段取りの良さに驚嘆しつつ、「今作で一番輝いているスターはリドリーだ」と最大級の賛辞を捧げた。

キャスト陣から大絶賛を受けるスコットは撮影について、「本作は51日間ですべてを撮影した。カメラを置く場所さえ分かっていればいいんだ。それが分からないのなら、やらない方がいい。私は頭の中でカメラの位置を常に把握している。朝、撮影現場に入ると900人のスタッフと演者が私の指示を待っているのだから、何をすべきか把握していて当然だ。そこに立ち尽くして『ちょっとみんなで話し合おう』なんて言い出せないからね」とこれだけの大規模な作品を監督する上での責務を語っており、誰もが巨匠と認める由縁が垣間見える。

ちなみに、アカデミー賞作品賞受賞作の続編が同じ監督によって作られるのは、フランシス・フォード・コッポラ監督による『ゴッドファーザー』(1972)の続編、『ゴッドファーザー PART II』(1974)以来で、本作がアカデミー賞作品賞を受賞すれば約50年・半世紀ぶりのシリーズ2作連続受賞という超絶的快挙にも注目されている。

メイキング写真
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』©2024 PARAMOUNT PICTURES.

『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』は大ヒット上映中

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