江戸時代に将軍が宿城する当時の様子に迫る 第6回 城郭市民セミナー「慶応の姫路城素描-将軍にキャンセルされた城-」姫路市
12月17日、あいめっせホール(姫路市)で第6回 城郭市民セミナー「慶応の姫路城素描-将軍にキャンセルされた城-」が開催されます。入場無料。
江戸時代、将軍が長距離を移動する際、既存の城郭を休泊所にして宿泊した城は宿城といいました。日光社参では、日光道中に沿う古河城や壬生城、宇都宮城等が宿城となり、また東海道では、将軍の上洛に伴って小田原城や駿府城等が宿城となりました。
実は、姫路城でも宿城として使用される予定があったとのこと。セミナーでは、姫路城が宿城となった経緯とそれにともなう酒井家の動静、そこからわずかに垣間見られる城内の様子について、城郭研究室研究員の工藤茂博さんが紹介します。
担当者は「多くの参加者を集めている城郭市民セミナー。皆様に参加してもらえるように、今回は会場を大きくして開催することにしました。宿城というあらたな姫路城の側面を知ってもらえば幸いです」とコメントしています。
セミナー参加には11月24日までに「公式サイト」か「往復はがき」による事前申込が必要。定員280名、応募多数の場合は抽選となります。※開催曜日、時間、場所がこれまでとは異なるので注意してください。
<記者のひとこと>
将軍が宿城ともなれば、城主やその周辺は慌ただしく賑わいをみせたと思います。そこで繰り広げられる、歴史的な話などもあったりしたのでは。個人的には、宿城体験を一度はしてみたいものです(笑)
開催日
2023年12月17日(日)
場所
イーグレひめじ3階 あいめっせホール
(姫路市本町68-290)
時間
14:00~15:30
定員
280名(応募者多数の場合は抽選)