【一品でおなかも心も満たされる 汁かけご飯・雑炊・小丼】鶏とレタスの雑炊
暑さや冷房にへこたれそうな日も、こんなご飯物ならサッとつくってしっかり食べて、きっと元気になれますよ。するり、さっぱり。ほっこり、じんわり。おなかに、心に、やさしくしみ入るおいしさです。
こんなにシンプルなのにしみじみと味わい深いのは、鶏肉から出るうまみとナムプラーのおかげです。サッと火を通したレタスの食感も魅力的。
【レシピ】鶏とレタスの雑炊
1 鶏肉は小さめの一口大に切って鍋に入れ、Aを加えて中火にかける。煮立ったらアクを取り、ふたをして弱火で10分間ほど煮る。
2 ご飯とナムプラーを加えて、サッと混ぜ、ふたをせずに弱めの中火で5分間ほど煮る。レタスを食べやすくちぎって加え、サッと煮て味が足りなければ塩少々で調える。器によそい、黒こしょう適量をふる。
【教えてくれた人】吉田 愛(よしだ・あい)
料理研究家、唎(きき)酒師。料理研究家の助手、東京と京都の日本料理店勤務を経て独立。手がける料理はどれもシンプル&ナチュラルで、人柄どおりのやさしい味わい。
撮影・宮濱祐美子
スタイリング・池水陽子
NHKテキスト『きょうの料理』2024年7月号より抜粋