長年培った店主の目利きがきいた「お造り」の質と価格に驚き!尼崎の『肴と酒処 和楽』 尼崎市
阪急塚口駅近くに鮮度の高い魚介を使用した海鮮料理がリーズナブルにいただける居酒屋『肴と酒処 和楽』(尼崎市)を見つけたので取材に行ってきました。
駅から徒歩約3分で階段を降りた先にあり、店名の木の看板が創業20年の風格を表しています。
店内はカウンター7席とテーブル席が4つあり、落ち着いた照明でゆったり食事を楽しめる雰囲気となっています。店主は日本料理や割烹料理店などたくさんの飲食店で経験を積んだ経歴の持ち主で、2005年に独立し同店をオープンさせました。長年の経験で培った目利きで日々新鮮で品質の良い魚を仕入れ料理を提供されています。
メニューは60種類以上と豊富に用意されており、今回人気のお造りの「和楽盛(ハーフ)」と本日のおススメの「自家製蓮根饅頭の餡掛け」と「太刀魚の手綱焼」の合計3品を出していただきました。
まずは、お客さんのほとんどが注文するというお造り「和楽盛(ハーフ)」をいただきます。この日のラインナップは左上から「かんぱち・本マグロ大トロ・平目・マグロ・鯛・しまあじ」の6種類が2切れずつとなっています。価格は1,078円というリーズナブルな価格で大トロまでありコスパは◎です。
まずは「しまあじ」からいただくと箸で持っただけでも身がぎゅっと引きしまっている感覚が伝わってきます。食べてみるととてつもなく脂が甘~くて美味でした。
次に「平目」はしっかりした弾力で、噛めば噛むほど旨味が口の中であふれ出します。
そして、お待ちかねの「本マグロの大トロ」は、お肉のサシのような脂部分ときれいなピンク色の身の部分が特徴的で口に入れた瞬間、とろけるような食感に顔がにやけてしまいます。
脂はしっかりあるのに後味はすっきりしているので、あっという間に2切れをぺろりと完食してしまいました。
「自家製蓮根饅頭の餡掛け」は、カラフルなあられが散りばめられとってもかわいらしいビジュアルです。
擦った蓮根を吉野くずとともに練り上げ、その後油で揚げた手間暇のかかった一品です。外のカリっとした香ばしさと中のふんわりトロトロの食感の違いが良く、さらに上の餡が優しくて深い味わいで今まで食べた蓮根饅頭の中でも記憶に残るものでした。
「太刀魚の手綱焼」は太刀魚を三枚におろした後三つ編みにして焼き上げた一品で、身はふわふわで味付けはシンプルに塩のみなので魚本来の美味しさを存分に味わうことができました。
どの料理も美味しかったのですが、やはり「お造り」の新鮮さと品質の高さが際立っていてほとんどのお客さんが注文されるというのも納得でした。海鮮料理だけでなく、自家製のローストビーフや但馬若鳥の唐揚げなど肉料理も充実しているので今度はそちらをいただいてみたいです。
場所
肴と酒処 和楽
(尼崎市南塚口町1-3-7 第13キャッスル塚口 B1F)
営業時間
17:00~24:00(L.O.23:00)
定休日
月曜日、第2水曜日