「上野城薪能」幻想的な雰囲気で能や狂言 伊賀市で14日
城を背景に、かがり火に照らし出された幻想的な雰囲気の中で能や狂言を上演する「上野城薪能」が、9月14日午後6時から伊賀上野城本丸広場(三重県伊賀市上野丸之内)で開かれる。
41回目となる今年の演目は、観世流能「経正」(吉井基晴さん他出演)、大蔵流狂言「寝音曲」(茂山七五三さん他出演)、観世流能「葵上」(味方玄さん他出演)。雨天時は会場を伊賀市文化会館(同市西明寺)に変更する。
定員は300席で、入場料はA席一般2000円、高校生以下1000円。保護者同伴の中学生以下は先着30人が無料(要整理券)になる。また、先着100人に午後4時から同5時30分まで呈茶(500円)のもてなしもある。
チケット、整理券は同会館、青山ホール(同阿保)で販売・配布しており、チケットは電子チケット販売サービス「テケト」(https://teket.jp/)からも購入可能。
主催の上野城薪能実行委員会では「今年は大河ドラマなどで注目されている題材を使っている。演目も増え、更に充実した薪能をぜひ見に来て」と呼び掛けている。
問い合わせは伊賀市文化都市協会(0595・22・0511)まで。
2024年8月31日付874号6面から