英ベアトリス王女、クリスマスの予定を変更 医師の助言により海外旅行は取りやめに
英ベアトリス王女が、王室の恒例行事であるクリスマスのサンドリンガムの集いに参加することが明らかになった。父アンドルー王子と中国人スパイ容疑者の親交が明るみに出た後、今年は王女がサンドリンガムの集いへの出席を控えると報じられた。夫や子どもたちと海外に向かい、夫の両親とクリスマスを祝う予定だったが、王女は現在妊娠中であるため、医師から長距離の旅行を控えるよう助言を受けたという。
【写真】第2子が来年春頃に誕生する予定のベアトリス王女と夫エドアルド・マペッリ・モッツィ氏
中国人スパイ容疑者と過去に親交があったことが発覚したアンドルー王子(64)は、元妻セーラ・ファーガソンさん(65)と共に王室のクリスマスの恒例行事であるサンドリンガムの集いへの参加を見送ると報じられた。
また、王子とセーラさんの長女ベアトリス王女(36)と次女ユージェニー王女(34)も参加を見送り、それぞれの義理の両親とクリスマスを過ごす予定だと伝えられた。
ベアトリス王女は、夫エドアルド・マペッリ・モッツィ氏(41)、長女シエナちゃん(3)、夫と元婚約者との間の息子クリストファー・ウルフくん(8)と英コッツウォルズで暮らしている。当初は、義理の両親を自宅に招く予定だったとされていた。
しかし王女は、エドアルド氏や子どもたちと共に海外に行き、義理の両親とクリスマスを祝う予定だったようで、王女は夫との第2子を妊娠していることから、医師の助言により、長距離の移動を控えることになった。
そのため王女は家族と英国に留まり、サンドリンガムの集いに参加することを選んだ。
ベアトリス王女とエドアルド氏は、シエナちゃんとクリストファーくんを連れて、英ノーフォーク州のサンドリンガムへ向かう予定だ。
クリスマス当日の25日には、王室メンバーがサンドリンガム・エステートに集まり、現地のセント・メアリー・マグダレン教会のクリスマス礼拝に歩いて向かうのが恒例だ。
英メディア『Hello!』によると、ベアトリス王女は家族と歩くが、シエナちゃんは行進に参加しないという。
シエナちゃんは3歳と幼いため、教会での礼拝には出席しない見込みだ。ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の末っ子ルイ王子(6)は、4歳になった2022年にサンドリンガムの行進に初めて参加した。
ベアトリス王女の妹ユージェニー王女は、夫ジャック・ブルックスバンク氏(38)、息子オーガストくん(3)、アーネストくん(1)と共にポルトガルを拠点に暮らしているが、一家はクリスマス休暇中に英国へ戻り、ロンドンにあるジャック氏の母ニコラ・ブルックスバンクさんの邸宅でクリスマスを過ごす予定だ。
なお、ウィリアム皇太子は現地時間10日、自身が名誉連隊長を務める英ウィルトシャーにあるマーシアン連隊第1大隊のイベントに出席した際、今年のサンドリンガムの集いには45名の王室メンバーが参加する予定であることを明らかにした。
隊員らと交流した皇太子は「クリスマスの準備はできているかって? いや、とんでもないよ」と冗談を交えながら話した。
そして、普段は離れて暮らす45人の王族が一堂に会し、一緒に過ごせることを「楽しみにしている」と付け加えた。
画像2枚目は『The Royal Family Instagram「Her Royal Highness Princess Beatrice and Mr Edoardo Mapelli Mozzi are very pleased to announce」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)