Pyka、世界最大の自律型電動農薬散布ドローン「Pelican Spray」を米国初顧客Heinen Brothers Agra Servicesに納入へ
世界最大の自律型電動農薬散布ドローン「Pelican Spray」を製造するPykaは、北米最大の民間航空散布サービスプロバイダーの1つであるHeinen Brothers Agra Servicesが、米国初のペリカンスプレー顧客となったと発表
Heinen Brothers Agra Servicesは、今後、同社の広範な農業用航空機群にPelican Sprayを統合し始めるという。この統合により、米国の中西部、南部、西部地域での業務が強化され、空中散布サービスの大規模な自動化を通じてピーク時の顧客需要にさらに適切に対応できるようになる。
この提携は、Pykaが米国でPelican Sprayの商業運用に関して画期的なFAA認可を受けたことに続くもので、Pelican SprayはFAAが商業利用を認可した史上最大のドローン となり、Pykaは革新的な技術を米国の農家に提供できるようになる。
Heinen Brothers Agra Servicesの最高技術責任者だるルーカス・コッホ氏は、次のようにコメントする。
Pelican Sprayの運用開始の機会を心待ちにしていました。空中散布の専門家として、無人航空システム(UAS)が業界に革命をもたらし、アメリカの農家に大幅なコスト削減のメリットをもたらす可能性があると考えています。Pelican Sprayは、現在のフリート増強を開始するための実用的な商用ソリューションを提供するために必要な作業速度と散布性能を備えた初の自律型農業ソリューションです。最終的には、有人航空機のパイロットの安全を確保したいと考えており、従来のパイロットが家族や愛する人のもとに安全に帰宅できるように、UASが一定の作業負荷を処理できるようにする積極的なアプローチを採用しています。農業面では、作物の健康にとってタイミングが非常に重要です。Pelican Sprayのような新しいツールは、お客様とその畑にさらに良いサービスを提供するのに役立ちます。今は画期的な時代です。Pelican Sprayのようなプラットフォームからさらに多くの価値を引き出せる未来の企業とのコラボレーションを通じて、農業のさらなる革新を促進したいと考えています。私たちは農業航空の未来に興奮しており、Pykaとの長く生産的なパートナーシップを楽しみにしています。
PykaのCCOであるフォルカー・ファビアン氏は、次のようにコメントする。
Heinen Brothersは、アメリカの生産者の能力を高め、国の食品生産システム全体を改善するために新しい技術を取り入れている先進的な組織です。私たちは彼らと提携できることを大変嬉しく思っており、Pelican Sprayとともに米国での事業を開始できることを嬉しく思っています。
両社は、今月下旬にHeinen Brothersの本社でフィールドデーを開催し、パートナーシップの開始とHeinen Brothers Agra ServicesへのPelican Sprayの納入を祝う予定だ。
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