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【横浜市中区】認知症カフェ 当事者ら動画で紹介 9月15日、市役所で集大成の上映会

タウンニュース

プロデューサーの小菅さんとリポーターのあさみさん、大塚さん(右から)

認知症の当事者を含む市民リポーターが認知症カフェを取材し、映像作品を制作するプロジェクト「まちかどピクチャーズ」の2年間の集大成となる上映会が9月15日(月・祝)に横浜市役所アトリウムで開催される。

プロジェクトは、認定NPO法人市民セクターよこはま=中区弁天通=が(公財)日本生命財団の助成を受けて、2023年10月から開始した。認知症カフェの活動内容や集う人々の姿、役割を映像化し、市民に周知することを目的とする。

同法人の理事でプロデューサーを務める小菅聡一郎さん(48)は、個人ジャーナリスト時代から認知症カフェの取材をしてきた。市内には約100カ所の認知症カフェがあるが、人口比では川崎市などと比べると数が少ないことを知った。

当事者や家族、地域住民、専門職など誰もが気軽に集える場として「もっと数が増え、多様な種類があって良いのでは」とプロジェクトを立ち上げた。

1年半で18カ所

取材と撮影は、認知症当事者3人を含む6人の市内在住の市民リポーターがスマートフォンを使って行った。約1年半かけて市内外の18カ所を訪ね、その映像をYouTubeで公開している。

リポーターのあさみさん(43)は、39歳の時にレビー小体型認知症と診断された。体調が優れず仕事を辞め、一時は引きこもりの生活を送っていた。月に1回、若年性認知症当事者の会に参加するようになり、そこで小菅さんと知り合った。

リポーターをやることに、当初は「誹謗中傷を受けるのではないか」との不安を抱えていた。しかし、活動を通じて周囲から応援の声が届くようになり、自信につながったと語る。「認知症になったからといって、私自身は何も変わっていない。私は私なんだと伝えられたら」と話す。

同じくリポーターを務めた大塚勇さん(78)は「誰もが何かしらの弱点や特性がある。認知症だけを特別視するのではなく、互いが互いをサポートする仕組みがあれば、皆が居心地のいい社会になると思う」と語る。

活動の集大成であるフィナーレ上映会は、9月15日(月・祝)の10時20分から午後2時45分まで。全作品が上映され、リポーターやカフェのゲストが登壇して思い出や裏話を話す。入場無料で申込不要。

「認知症が我が事として身近な人にも、まだ身近ではない人にも来てほしい」と小菅さん。

市は、16年から認知症カフェの把握を進め、運営者に役立つ情報や開催情報をホームページで掲載している。

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