マロたんが心配で自分の体調にも変化が→でも今を生きるマロたんは強くてクール！
健康診断の結果、多飲多尿による尿比重の低下が見られクッシング症候群という病気かもしれないと言われたマロたん。それを聞いた次の日、それまで落ち着いていた飼い主のわたしの血圧が跳ね上がりました。ストレスって本当に体によくないんですね。
多飲多尿が病気によるものか、飲んでいた薬の影響なのか、3ヶ月間様子を見て検査をすることになったのですが、毎日何度もマロたんの飲水量と尿量をチェックしそのたびにオロオロし、夜中も水を飲んだりトイレに起きるマロたんに付き合っていたわたしも当然寝不足。良い睡眠は、血圧にも大事なのに。
主治医に「わんこが病気かもしれなくて、毎日心配で夜も眠れなくて血圧が上がりました」と伝えると、先生は「それは仕方ないですね。ペットが心配だったり面倒見る人がいないからと、入院を断る患者さんもいるんですよ。病気になったら心配ですよね。」と理解を示してくれました。優しい先生でよかったです。
ただ、やっぱりお休みしていた血圧の薬を再開したほうが良いとなりました。薬を飲めば確実に下がるので、わたしとしても一安心。（わたしは脳出血の既往歴があるので、年齢や性別を考慮して低めの降圧目標になっています。いわゆる高血圧とはちょっと違うかも。）
ちなみに、犬のクッシング症候群は、定期的な検査と薬の服用を一生続ければ、天寿を全うすることも可能。特にマロたんの場合は、もしそうだとしても早期発見早期治療の範囲と言われていたので、自分でも心配し過ぎだと感じています。でも、やっぱり心配なものは心配なんですもん。
大騒ぎしているのはもちろんわたしだけで、マロたんは「なんかいつもより喉乾くし、いっぱい飲んだらおしっこしたくなっちゃった」それだけ。おトイレに間に合わないとかおねしょしちゃったり、プライドは相当傷ついたはずですが、それでも今を生きるマロたんって強くてクールで素敵。
マロたんの多飲多尿も落ち着き、朝までぐっすり眠るようになった今、わたしの血圧は薬を飲んでいることもあってとても落ち着いています。来月もう一度おしっこの検査をしてもらうまでは、やっぱりまだちょっと心配は続いているけれど。だって、万が一ってこともありますし…。
この連載を読んでくださる人の中にも、今まさにわんこやにゃんこの介護や看病をしている方もいるかと思います。わんにゃんの病状に一喜一憂している飼い主さん、たまには血圧計ってみてくださいね。血圧って知らないうちに上がってたりしますし、飼い主さんが倒れちゃったら大変ですから。ご自愛も忘れずに、です。
