対パ・リーグ6連勝中の「交流戦男」阪神・才木浩人か、防御率パ・リーグトップの西武・隅田知一郎か
5勝3敗、防御率1.57の才木
4連勝中の阪神は今日から西武3連戦(ベルーナドーム)。10日の初戦は、23.1回連続無失点中の才木浩人が先発する。
今季は10試合に登板して5勝3敗、防御率1.57。開幕から毎週火曜日の6連戦初戦できっちりローテーションを守っており、前回3日の日本ハム戦も8回4安打無失点の好投だった。9回は石井大智のリリーフを仰いだものの、1-0の完封勝ちに貢献した。
10日も相手先発はパ・リーグトップの防御率1.04を誇る隅田知一郎。森下翔太、佐藤輝明の中軸が好調とはいえ、味方打線の大量援護は期待できない。しびれるような投手戦が予想される。
西武戦は昨年6月9日も先発し、8回1安打無失点で勝利投手となっている。交流戦は2018年6月17日の楽天戦が唯一の黒星で、2023年以降は前回の日本ハム戦まで7戦6勝で負け知らず。「交流戦男」がチームを5連勝に導くか。
6勝2敗、防御率1.04の隅田
一方、4連敗中の西武は隅田知一郎が先発。先述の通り、今季は9試合でハーラートップタイの6勝(2敗)、リーグトップの防御率1.04をマークしている。
前回3日のヤクルト戦も8.2回7安打無失点と好投したが、味方打線の援護がなく白星はつかなかった(チームは延長11回サヨナラ勝ち)。10日も粘り強い投球で味方の援護を待ちたい。
一時は2位だったチームも4連敗で4位まで下降。上位にくらいついていくためには阪神との3連戦に勝ち越したい。2021年ドラフト1位左腕の好投が期待される。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
日本ハム・達孝太-ヤクルト・P.ランバート(エスコンフィールド)
オリックス・九里亜蓮-DeNA・東克樹(京セラドーム大阪)
楽天・M.ヤフーレ-中日・K.マラー(山形市)
ロッテ・B.サモンズ-広島・玉村昇悟(ZOZOマリン)
ソフトバンク・有原航平-巨人・井上温大(みずほPayPay)
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記事:SPAIA編集部