セレッソ大阪の新監督にアーサー・パパス氏 「Jリーグへ戻れること、とてもワクワク」
「皆さんにお会いできるのを楽しみにしています」
J1・セレッソ大阪は17日、アーサー・パパス氏が2025シーズンのトップチーム監督に就任することを発表した。
パパス新監督はオーストラリア出身の44歳。母国のU-18代表アシスタントコーチを皮切りに指導者としての歩みを踏み出し、インドやサウジアラビアで監督やコーチ経験を積んだ。
日本でも2019年に横浜F・マリノスのコーチ、翌年にはヘッドコーチを務め、2021年は鹿児島ユナイテッドFCの監督に就任。この時は5月に家庭の事情で退任となり、母国へ戻ることとなったが、その後もオーストラリアでニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツFCを率い、昨年から今季まではタイのブリーラム・ユナイテッドFCの監督を務めた。
パパス新監督はチームを通じて「セレッソ大阪の新監督に就任することを光栄に思います。日本、そしてアジア最高峰のリーグであるJリーグへ戻れることに、とてもワクワクしています」と喜びのコメント。
続けて「ハードワーク、強度、そしてどのような場面でも、誰にでも攻めていく姿勢をチームに根付かせて、ピッチで皆さんにお見せしたいと思います。そして情熱的なサポーターの皆さんにふさわしい成功を届けられるよう、一生懸命がんばります」と意気込みを述べた。
セレッソ大阪は2021年のシーズン途中から前任の小菊昭雄監督がチームを率い、2022年は5位と健闘を見せたものの、直近2年は9位→10位と上位争いに食い込むことができなかった。
新体制となる来季こそ悲願の初優勝なるか、パパス・セレッソの挑戦を楽しみに見守りたい。
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記事:SPAIA編集部