巨人のドラ1・西舘勇陽がプロ初先発、5月26日以来のプロ2勝目めざす 中日は福谷浩司が約4カ月ぶりの一軍マウンドへ
一軍ではリリーフで26試合登板、ファームで先発調整
広島と熾烈な首位争いを繰り広げている巨人。負けられない戦いが続く中、重要なカード頭となる23日(金)の先発を託されたのがドラフト1位ルーキーの西舘勇陽だ。
花巻東高から中央大を経て巨人に入団した22歳の長身右腕は、1年目から開幕一軍の切符を掴むとリリーフとして26試合に登板。ここまで1勝2敗19ホールド、防御率3.57という成績を残している。
6月30日に登録抹消となって以降、ファームでは先発として5試合に登板。勝ち負けはついていないが、17回2/3を投げて防御率1.53と安定した投球でアピール。6月28日・広島戦以来、約2カ月ぶりとなる一軍登板のチャンスを掴んだ。
新たな先発の一角として、チームに光をもたらすような投球ができるか。ドラ1ルーキー“27戦目の初先発”に注目だ。
4月27日以来の一軍登板
対する中日は12年目のベテラン右腕・福谷浩司が先発。こちらは4月27日・広島戦以来、実に約3カ月ぶりの一軍登板にして今季初先発となる。
慶応大から2012年のドラフト1位で中日に入団した33歳。今季は4月にリリーフで2試合に登板しているが、3イニングを投げて失点1という内容。4月28日に登録抹消となって以降は一軍登板がなかった。
それでも、ファームでは15試合の登板で4勝2敗、防御率2.44の好成績。直近2連勝中と状態は上向きだ。今季も残りわずかとなったが、逆襲の第一歩を踏み出したい。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
ヤクルト・高梨裕稔-DeNA・吉野光樹(神宮)
広島・玉村昇悟-阪神・髙橋遥人(マツダスタジアム)
日本ハム・福島蓮-ソフトバンク・有原航平(エスコンF)
西武・松本航-楽天・藤井聖(ベルーナドーム)
オリックス・カスティーヨ-ロッテ・カイケル(京セラD大阪)
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記事:SPAIA編集部