4列のびのびシートで長時間移動が快適! IBSアクセスライナーの高速バス「難波・京都~川崎・東京便」乗車体験記
アイビーエスが運行するIBSアクセスライナーは、東京・神奈川~京都・大阪間を結ぶ高速バスです。今回、京都から東京・大手町までIBSアクセスライナーで移動する機会がありましたので車内設備や、高速バス乗車前に利用できる店舗の情報などを紹介していきますね。
IBSアクセスライナー「難波・京都~川崎・東京便」の設備を紹介
早速、IBSアクセスライナー「難波・京都~川崎・東京便」の車内設備を紹介していきますね。
シート配置は横に4列、縦に10列です。これまで乗車してきた4列シートの高速バス車両では、縦は12列の仕様が多かったため、席数を減らして各座席のスペースを多く取っているのではないかと感じました。
座席は乗車時からリクライニングしてあるので、後ろの方に気を使わなくて良いのが嬉しいポイント!
足元ですが、前方にのびのび足を延ばせます。体勢が楽に変えられるので、乗車中に窮屈さを感じることはありませんでした。
着席すると、荷物用のフックとメッシュの小物入れ、ミニテーブルなどがあります。膝から前のシートまで30cm以上、余裕があるように感じました。
各座席には、充電用のコンセントがあります。通路側席には、左手側のアームレストの下に。窓側席には窓の下の壁にコンセントがついていますよ。
IBSアクセスライナー「難波・京都~川崎・東京便」に乗車! その前に…
ここからは実際にバスに乗車し、京都から大手町まで移動する様子を紹介していきますね。
私が旅先での予定を終えたのは19時半。夜行バスの乗車時間までは4時間半あります。ゆっくり食事を取り、温泉か銭湯に入ってそれでも時間があればネットカフェで過ごすのが夜行バスユーザーの定番ではないでしょうか。私もご多分に漏れず、そのコースを辿りました。
京都駅から市バス19番に乗車し、約30分の場所に位置する鴨ラーメン専門店「鴨LABO」。こちらでは、合鴨肉の卸会社さんがプロデュースする、こだわりの鴨ラーメンをいただけます。
私がいただいた鴨塩ラーメンは、鶏とは異なる味わいですがすっきりとしていて万人受けしそうです。トッピングの鴨肉は、ブロックとスライスの2種が乗っており、いずれも程よい歯ごたえがあって鴨の旨味を存分に味わえます。旅先で、ちょっと珍しいラーメンを食べてみたい方におすすめ!
お腹を満たした後は、京都駅から徒歩約5分の銭湯「大正湯」へ。外観も内装も昔ながらの雰囲気が漂う銭湯は、嬉しいサウナつき。ゆっくりと湯船に浸かり、旅の疲れを癒しました。
いよいよ、夜行バス乗車時間がやってきました。IBSアクセスライナーは大阪を出発し、京都駅八条口観光バス乗降場<アバンティ前駐車場>を経由して神奈川・東京に向かいます。
日曜の夕方ということもあって、車内は満席。出発してすぐに消灯となり、私はあっという間に夢の世界へ。気が付いた時には滋賀県の土山SAで、1回目のトイレ休憩に入る所でした。
その後、静岡県の浜松SAでも休憩がありましたが深夜ということもあり、外に出る方はまばら。皆さんぐっすりお休みのようです。私はたまたま目が覚めたのですが、足元が広く眠りやすい体勢を取れるからでしょう。以降は最初の降車地まで目が覚めることなく、しっかりと眠れましたよ。
この後バスは海老名、町田、川崎と神奈川県内のバス停で乗客を降ろしながら、東京に向かいます。町田を過ぎた頃から渋滞が発生し、私が降車する東京・大手町に到着したのは、約1時間遅れの9時半近く。
最終目的地まで繁華街を通過するバスは渋滞が見込まれるので、公共交通機関が動いている時間帯であれば、1つ2つ手前のバス停で降車するのも良さそうです。
以上、IBSアクセスライナーの「難波・京都~川崎・東京便」を紹介しました。これから関西方面を往復する予定がある方は、この記事を参考にしてみてくださいね。