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産後すぐの離婚危機! 義母と同居、夫の余計な一言、幸せなはずがつらい日々

たまひよONLINE

ライターの“マミ”です。助産師として働きながら、28歳と31歳で出産。現在は育児休業中です。第1子を出産後に経験した、夫との離婚の危機についてお話しします。

きれい好きな夫、おおざっぱな私にうんざり?


結婚前からわかっていたことでしたが、夫はかなりのきれい好き。特にキッチンまわりや棚にかぶっているほこりには厳しい人でした。

妊娠中も仕事をしていた私は、帰宅するとクタクタに。平日はキッチンまわりや棚の掃除まで手が回らず、行き届かないこともありました。

仕事が休みの週末は、必ず掃除を担当してくれる夫。しかし毎回、「もう、僕がやらないとこの家はどうなっちゃうんだよ。ゴミ屋敷だよ」などと一言。

ムカっときた私は、「妊娠して疲れてるんだから、やってくれるなら静かにやって。うるさいな」と言い返してしまいます。そのたびに喧嘩が勃発していました。

待望の第1子を迎えたのに。義母との同居で険悪に


第1子を授かったのは結婚して6年目。妊娠と出産を心待ちにしていた夫は、わが子の誕生をとても喜んでくれました。しかし、産後に中国から夫の両親が来ることになり、状況は変わっていきます。

3ヶ月という長期滞在に加えて、育児方法についても過干渉される日々。育児疲れと慣れない義父母との同居で、ストレスが重なります。涙もろくなったりイライラしやすくなったりしていました。

そんな私に対して、「もっと感謝しなきゃダメだよ、いつもそんなに嫌な顔して、失礼だよ」とばかり言う夫。私の気持ちを全く察してくれないのです。そのたびに声を張り上げて、それもかなりの怒り狂った表情で言い返していた私。

「そんなこと言うなら離婚だよ! 離婚届持ってくるからな!」と夫に繰り返し言われていたことを覚えています。

喧嘩の理由は夫からの余計な一言、「泣かせるな」


産後1ヶ月健診を終えた私は、美容院へ行ったり、久しぶりに友人と会ったりする時間を楽しむようになりました。とはいえ、完全母乳なので外出できる時間は2~3時間に限られていましたが…。

出かけるときには搾乳をして準備し、「泣いたら飲ませてね」と義母に伝え、安心して家を出ました。しかし、そういうときに限ってわが子は泣いて騒ぐのを繰り返すばかりだったのです。

それを知った夫は、外出から帰ってきた私に「赤ちゃんを餓死させる気なの?」「そんなに泣かせるな」ときつくあたってきました。

「泣くのは赤ちゃんの仕事でしょう? 搾乳だって準備していたし」と言っても聞く耳を持ってくれません。ただでさえイライラが募っていた私は、つい「うるさいな! 私だって気分転換したいの!」と大声を張り上げ、喧嘩口調で答えていたのでした。

おっぱいは足りているのに「足りないんじゃない?」


目に見えて体重が増えているのがわかるくらい、わが子の発育は順調。母乳だけで十分足りていました。しかし、夫にとっては1時間や2時間ですぐに泣いてしまうわが子を見るのがつらいのか、「母乳足りていないんじゃない? そんなに泣かせて、かわいそう。泣かせないで」と一言。

助産師でもある私はムカっときました。「赤ちゃんは泣くことが仕事だし、母乳は消化が良いからすぐ泣いちゃうのは普通なの。知らないくせに言わないで」と言い返してしまいました。

わが子がやっと寝た直後に喧嘩をすることが多く、寝ているわが子のすぐ近くで毎回大声を張り上げてしまいます。そのたびにビクッと両腕を動かして起きてしまうわが子に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

今になって振り返ると、初めての出産、初めての育児で、夫との関わりに余裕がなかったうえ、産後の“マタニティーブルー”が原因だったのかなと思います。第2子のときは、子育ての流れが目に見えている分、余裕があり、夫婦円満の生活をすることができています。

[マミ*プロフィール]
夫と4歳、0歳の2人の子どもの4人暮らし。新しい職場で再び助産師として働いています! 毎日バタバタと忙しいながらも、楽しみながら子育てをしています。

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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