横浜いのちの電話 求む、相談ボラ 慢性的な人材不足〈横浜市神奈川区〉
病気や対人関係に悩む人らの自殺を防ぐため電話相談を無料で行う社会福祉法人「横浜いのちの電話」。ボランティア相談員が対応にあたるが、慢性的な人員不足に悩まされている。1980年に開局した横浜いのちの電話は「眠らぬダイヤル」として、1日約50件の相談を受けている。法人関係者によると「200人は必要」だという相談員の数は現在、約150人。電話が鳴っているものの出られないケースが増えているという。
同法人では「電話相談活動を継続していくためには多くの相談員が必要」とし、相談員ボランティアを募集している。応募資格は23歳以上(2024年3月31日時点)で、1年間の養成コースに参加できる人(週1回2時間程度および宿泊研修2回)、費用は自己負担となる。問い合わせは同法人【電話】045・333・6163へ。