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【大阪】妙心寺の禅美が集結!長谷川等伯・狩野山楽の名品と「禅の継承」展が開催。展示限定のかわいいオリジナルグッズにも注目!

イロハニアート

2026年春、大阪市立美術館にて開催される注目の展覧会、興祖微妙大師六百五十年遠諱記念特別展「妙心寺 禅の継承」。日本最大の禅寺とも称される京都・妙心寺の寺宝が一堂に会するこの機会は、美術ファンならずとも見逃せません。会期は、2026年2月7日~4月5日。 本記事では、新たに発表された「音声ガイド」「オリジナルグッズ」「お得なチケット情報」とともに、本展で公開される美術作品の圧倒的な魅力についてご紹介します。

1. 禅の精神を映し出す名宝たち


本展の最大のテーマは「禅の継承」。数々の戦火や苦難を乗り越え、現代まで守り伝えられてきた禅の心と、それを体現する美術品が展示されます。
特に注目すべきは、今回ビジュアルが公開された桃山絵画の巨匠たちによる作品です。

魂を揺さぶる毛描き|長谷川等伯「枯木猿猴図」


水墨画の最高傑作の一つとして名高い、長谷川等伯の「枯木猿猴図(こぼくえんこうず)」。
等伯といえば国宝「松林図屏風」で見せたような、湿潤な空気感や余白の美が特徴ですが、この作品でもその才気は遺憾なく発揮されています。

注目すべきは、猿の毛描きの繊細さです。墨の濃淡だけで表現されたその毛並みは、触れれば温かさを感じそうなほど柔らかく、同時に野生の鋭さも秘めています。猿たちの表情には、人間のような情緒や、禅に通じる静寂な精神性さえ感じ取ることができます。静けさの中に生命の息吹を宿す、等伯ならではの「墨の魔術」をぜひ会場で目撃してください。

圧倒的迫力の龍と虎|狩野山楽「龍虎図屏風」


対して、豪華絢爛かつ力強い筆致で知られるのが、京狩野の祖・狩野山楽による「龍虎図屏風」です。
禅寺において「龍」と「虎」は、修行僧を守る存在であり、あるいは悟りの境地を表すモチーフとして好んで描かれてきました。

山楽の描く龍は、画面からはみ出さんばかりのエネルギーに満ち、虎は鋭い眼光でこちらを射抜きます。金碧画の装飾性と、水墨画の精神性が見事に融合したこの作品は、桃山時代の気風を今に伝える貴重な遺産です。屏風の前に立った瞬間、その迫力に圧倒されることでしょう。

2. 展覧会をより深く楽しむ!新情報解禁


展覧会オリジナルグッズが登場!


会場限定で販売されるグッズ情報も一部解禁されました。
長谷川等伯の猿や、狩野山楽の龍虎をモチーフにしたアイテムは、日常に「禅」のエッセンスを取り入れるのにぴったり。鑑賞の記念として、またアート好きな方への贈り物としても最適です。

※現在発売が決定している一部商品をご紹介します。
※会期中、展覧会場で購入いただけます。
※画像はイメージです。変更の可能性があります。

ぬいぐるみポーチ 2,000円(税込)


枯木猿猴図の猿をモチーフにしたぬいぐるみポーチです。
ふわふわのぬいぐるみのような手触りで小物入れにピッタリ!

小さいながらに耳も足もありとってもかわいい必ず手に入れたいグッズです。

重要文化財 長谷川等伯「枯木猿猴図」(部分) 桃山時代(16~17世紀) 京都・龍泉庵 画像提供:京都国立博物館

ニットトート 5,500円(税込)


龍虎図屏風の虎をイメージしたトートバッグです。

重要文化財 狩野山楽 「龍虎図屏風」(部分) 桃山時代(17世紀) 妙心寺

音声ガイドは歌舞伎俳優・中村隼人さんに決定!


本展のナビゲーターを務めるのは、歌舞伎俳優の中村隼人さんです。
若手きっての実力派として活躍する中村さんは、実は過去に妙心寺の塔頭・退蔵院で坐禅を経験されたこともあるとか。

伝統芸能の世界に身を置く彼だからこそ語れる「型」や「精神性」の解説は、禅美術の理解をより一層深めてくれるはずです。落ち着いた語り口で誘われる禅の世界、必聴です。

2025年12月10日(水)より前売券販売開始


本展をお得に楽しむためのチケット情報も発表されました。
特に注目なのは、枚数限定の企画チケットです。

一般高大生小中生当日2,000円1,300円500円前売・団体1,800円1,100円300円

おすすめ①:ペアチケット【600円お得!】


ご夫婦やご友人と行くなら、断然こちらがおすすめ!
また、お一人で「前期・後期」の2回楽しむために使用することも可能です。

価格:一般2枚組 3,400円(税込)
販売期間:2025年12月10日~2026年2月6日
販売場所:展覧会公式サイト(e-tix)、各種プレイガイド 

おすすめ②:平日限定チケット【300円お得!】


混雑を避けてゆっくり鑑賞したい方には、平日限定チケットが狙い目です。
静寂の中で禅画と向き合う贅沢な時間を、お得な価格で手に入れられます。

価格:一般 1,700円(税込)
販売期間:2025年12月10日~2026年2月6日
販売場所:展覧会公式サイト(e-tix)

※前売券の販売期間は12月10日(水)から2026年2月6日(金)まで。
※団体は20名以上。
※未就学児、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)。障がい者手帳等は日本の法律に基づき交付されたものに限ります。
※大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です。
※本展の観覧券で、企画展示(常設展)もご覧いただけます。

チケット購入場所


・e-tix(公式オンラインチケット)
・セブンチケット(セブンコード:113-300)
・チケットぴあ(Pコード:687-361)
・ローチケ(Lコード:52474)
・イープラス
・CNプレイガイド
・アソビュー

※チケットの購入時に手数料がかかる場合があります。

展覧会公式サイト

引用元:チケット情報

開催概要


大阪市立美術館のリニューアル後に開催される、この大規模な特別展。
650年という悠久の時を超えて受け継がれた「禅の美」に触れることは、忙しい現代を生きる私たちにとって、心の静寂を取り戻す貴重な体験となるでしょう。

【公式】特別展 妙心寺―禅の継承|2026年2月 大阪市立美術館

引用元:公式サイト

【展覧会名】興祖微妙大師六百五十年遠諱記念特別展「妙心寺 禅の継承」
【会期】2026年2月7日(土)~4月5日(日)
 前期:2月7日~3月8日
 後期:3月10日~4月5日 ※展示替えあり
【会場】大阪市立美術館
 大阪市天王寺区茶臼山町1-82(大阪市天王寺区・天王寺公園内)
【開館時間】午前9時30分~午後5時(入館は閉館の30分前まで)
【休館日】月曜日(2/23は開館)、2/24(火)
【主催】大阪市立美術館、臨済宗妙心寺派、日本経済新聞社、テレビ大阪
【協賛】オムロン、西鶴(さいかく)、野崎印刷紙業、非破壊検査、桃谷順天館
【後援】公益財団法人大阪観光局
【特別協力】京都国立博物館
【企画協力】浅野研究所

■ PR TIMES

引用元:【新情報のお知らせ】興祖微妙大師六百五十年遠諱記念特別展「妙心寺 禅の継承」会期:2026年2月7日(土)~4月5日(日)会場:大阪市立美術館

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