岩塩より“海塩”! 日本人の体に合う塩の選び方とは?【薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる】
カリウム豊富な「海塩」を選ぼう
国内で流通している塩は、海水を原料とした「海塩」、岩塩を原料とした「岩塩」、中国奥地や死海などで生産される「湖塩」に分けられます。この中で、ぜひ摂取したいのが、ミネラル豊富で日本人が昔から食べてきた「海塩」。特に精製していない自然な塩です。
2010年より「食用塩の表示に関する公正競争規約」が定められ、食塩表示が統一されました。これにより原材料表示が明確化され、定義があいまいな「自然塩」「天然塩」といった表示は禁止されるようになりました。ですから購入するときは、原材料が「海水」「海塩」と表示されているものを選んでください。
適正な表示をしている塩には「しお公正マーク」がつけられていますから、こちらも合わせてチェックしましょう。
ちなみに岩塩には、ナトリウムが多く、カリウムがほとんど含まれていません。たまに、味つけのアクセントとして楽しむ程度ならよいですが、日常使いには海塩を選びましょう。
塩選びはミネラル豊富なものがいい!
世界一ミネラル豊富な沖縄の塩
私が愛用しているのはカリウムを豊富に含む沖縄の塩「ぬちまーす」です。さまざまなミネラルがバランスよく含まれており、その数なんと21種類。世界一ミネラルが豊富な塩としてギネスにも認定されています。
「ぬちまーす」(250g)1,080円
【 オススメ塩の主な成分と含有量 】ぬちまーす
塩化ナトリウム:29.25g
塩化カリウム:1.14g
マグネシウム:3.62g
カルシウム:0.44g
(100gあたり/ぬちまーすHPより)
【POINT】
精製塩同様、カリウムの乏しい岩塩は△
日本人には日本の塩=海塩が◎
【出典】『薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる』著:加藤雅俊