【大和市】女子サッカー 大和シルフィード 客席がオレンジ色に 1,215人が来場
大和市をホームタウンとする女子サッカーチーム「大和シルフィード」(高橋和幸監督)のホーム公式戦(第19節)が9月28日、大和なでしこスタジアムで行われた。同チームによると、有料試合ではクラブ史上最多を更新する1215人が来場した。
なでしこリーグ2部を戦う大和シルフィード。「アツギDAY」と銘打った今回は、FCふじざくら山梨と対戦した。
試合は相手チームのペースに翻弄され、立て続けに2失点する展開に。浜田遥選手(FW)が前半41分にゴールを決めるも、1対3で敗れた。
同チームの広報によると、当日は有料試合のホーム公式戦では2023年6月の1028人を更新するクラブ史上最多の1215人が駆け付けた。
「この地域が女子サッカーで一つにつながっていることを形に」という思いから、今回は「地域の未来をつくるTシャツプロジェクト」を実施。多くの企業や団体が賛同し、当日先着300人に無料配布された「特別プロジェクトユニフォーム」は約20分で終了した。
満員のスタンドを見た和田涼花選手(GK)は「オレンジ色いっぱいの景色に鳥肌が立ちましたし、本当に大和の皆さんは温かい人たちなんだと思った」と振り返った。
現在、6勝9敗4分の7位。次回のホームゲームは10月18日(土)で、今シーズン最後の試合となる。対戦相手はディアヴォロッソ広島で、午後1時キックオフ。
高橋監督は「残り3試合。後悔しないようしっかり準備をして戦います」と意気込んだ。