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【町田市】社協 在庫衣料をリメイク活用 企業らと福祉還元目指す

タウンニュース

【1】リメイク作業に励む手芸部の部員たち【2】在庫となっている衣料 【3】生まれ変わったリメイク品

町田市社会福祉協議会が過去の事業によって在庫となった衣料からカードケースやミニポーチなどを制作し、その売り上げを社会事業に還元する取組みを先ごろ始めた。今年度中に計800個の制作を目標にしているといい、取組みを通じ市内経済を活発化させていきたい思いもあるという。

社協が先ごろ始めたのが、「バザーでエール手芸部」事業。過去に子育て支援を目的に実施したバザー事業で市民から寄付されたものの、販売に至らなかった子ども用の衣料を活用するもので、その在庫を管理している原町田のせりがや会館が2027年3月に閉館することがきっかけになったという。

在庫になっている衣料から制作するのはカードケースやミニポーチ、コードホルダーなど。それらを市内の企業に買い取ってもらい、ノベルティなどとして活用してもらう考えで、売上を乳幼児・高齢者向けサロンやフードバンクなどに還元していくという。「企業にとってはSDGsや社会貢献の取組みになると考えた。市内経済の活発化につながればとも思う」と社協担当者。在庫の衣料は海外に寄付する選択肢もあったというものの、「それでは地域の循環につながらないとなった。地域のために役立てられればと思う」と話す。

一方で、社協には手芸部をボランティアや社会貢献活動に参加できる場として活用してもらいたいという思いもある。子育て・高齢世代などが共に活動することで、「異世代交流の場になれば。地域のつながりが生まれてほしい」と社協担当者は力を込める。

人手不足

課題となるのが、企業へ安定供給だ。今年度中にリメイク品800個の制作を目標に掲げるが、人手が足りず、作業が進んでいないのが現状といい、「ミシンが苦手でも、布を裁断するだけの参加も大歓迎です」と社協担当者。現在、協力者を募集しているという。「膨大な数の衣類がリメイクを待っている。ぜひ力を貸してほしい」

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