東京ヤクルト球団2軍が守谷市に移転!完成は2027年1月予定 早くも「私設応援団を」と歓迎ムード
プロ野球球団・東京ヤクルトスワローズの2軍(ファーム)の球場や選手寮の守谷市への移転が決まりました。
完成は2027年1月予定。
市民からは早くも「私設応援団を作ろう」との声が上がっています。
都心からのアクセスの良さを評価
現在の東京ヤクルトスワローズの2軍(ファーム)の拠点は埼玉県戸田市の荒川河川敷にある「ヤクルト戸田球場」ですが、施設の老朽化に加え、台風の影響を受けて水没したことを機に移転を検討。
都心へのアクセスの良さが評価され、守谷市に移転が決まりました。
場所は鬼怒川と利根川の合流点に近い同市野木崎地区。
守谷市が常総運動公園の隣に計画している「守谷市総合公園(仮称)」(20.8ha)の一区画(7.2ha)に、ヤクルト本社が2軍施設を建設し、完成後に市に寄付。
市は営業権を同社に付与し、同社と球団が専用使用します。
2027年から年間約70試合を予定
計画によると、内野席に3000人を収容する本球場(両翼100m/ナイター設備)、サブグラウンド(両翼100m)、屋内練習場(投球練習場6レーン、打撃練習場4レーン)を整備。
2軍施設の隣接地には選手寮(40室)やクラブハウスを建設します。
本球場が完成する2027年シーズンには約70試合が行われる予定です。
本球場に軽食の販売店やグッズショップを設置する構想もあり。
また、ヤクルト選手による野球教室開催の夢も浮上。
市には、早くも市民から「私設応援団を作って全力で応援したい」との声が寄せられており、完成に向けてさらに盛り上がりそうです。
松丸修久・守谷市長は「ヤクルト球団の誘致と市総合公園の整備をきっかけに、交流人口の増加と地域活性化を進めたい。また、スポーツ振興を進め、市民の健康増進も図りたい」と話しています。
なお、総合公園予定地のうち2軍施設建設地を除いた13.6haには、市のスポーツ施設や、障害があっても安心して利用できる遊具を備えた広場などを検討中。
市企画課によると、今後、市民がどのような施設を望んでいるか聞き取りながら、民間活力の導入も考えていきたいとしています。(取材・執筆/寅)
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電話番号/0297-45-2309
守谷市企画課