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ニコラス・ケイジ『ロード・オブ・ウォー』続編、いよいよ2025年撮影へ ─ 「素晴らしい脚本」と息子役ビル・スカルスガルド

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ニコラス・ケイジ主演作『ロード・オブ・ウォー』(2005)の続編映画が、いよいよ今年(2025年)撮影される予定であることがわかった。出演者のビル・スカルスガルドが、ポッドキャスト「」にて明かした。

『ロード・オブ・ウォー』は、“死の商人”と呼ばれた武器商人ユーリ・オルロフの半生を緻密な取材のもと描いたフィクション映画。監督・脚本を『ガタカ』(1997)『TIME/タイム』(2011)のアンドリュー・ニコルが務め、ジャレッド・レトやイーサン・ホークら実力者が共演した。

続編映画でユーリの息子役を演じるのが、『IT/イット』シリーズのペニーワイズ役や『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)で知られるビル・スカルスガルド。2023年5月に出演が、一時は2024年にモロッコにてとも伝えられていたが、いよいよ本格的にプロジェクトが進行するようだ。

番組のホストが、いつもクレイジーなことに挑戦しているケイジとスカルスガルドは波長が合いそうだと言及すると、スカルスガルドも「ええ、彼はレジェンドですよ」と笑みを浮かべた。

来年(2025年)にやりますよ。素晴らしい脚本だし、楽しい作品になると思います。(ケイジの演じる)キャラクターは、カリスマ性のあるクソ野郎です。前作はすごくシニカルで、風刺的て、救いがなくて、誰もが恐ろしかった。ダークコメディのようでもありましたよね。僕も好きな映画で、恐ろしい人間を見て笑うのが好きなんです。面白い作品になると思いますよ。」

長年のキャリアの中でも、とりわけ近年はニコラス・ケイジ本人を演じた『マッシブ・タレント』(2022)や、何百万もの人々の夢に現れる大学教授を演じた『ドリーム・シナリオ』(2023)などで怪優ぶりに磨きがかかっているケイジ。一方でドラマ作品にも関心があり、映画出演はあと3~4本かもとしている。そのうちの貴重な一本が『ロード・オブ・ウォー』続編となるとしたら、非常に興味深い作品となりそうだ。

一方のスカルスガルドも、ロバート・エガース監督『Nosferatu(原題)』や、“恐怖のピエロ”ペニーワイズ役として続投する『IT/イット』シリーズの前日譚ドラマ「IT/イット:ウェルカム・トゥ・デリー(原題)」など常に引っ張りだこ。強い個性とインパクトで、どのように”レジェンド”ニコラス・ケイジと対峙するのかに注目したい。

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