「ウェンズデー」シーズン3&4、「アイデアはある」と脚本家 ─ シーズン2の撮影、前半戦が終了
ティム・バートン監督・製作総指揮、ジェナ・オルテガが主演を務めるドラマ「ウェンズデー」(2022-)。現在シーズン2を撮影中だが、すでにシーズン3&4のアイデアが存在するようだ。共同ショーランナー・共同脚本家のアルフレッド・ガフが明かしている。
「ウェンズデー」は、コミックから派生し、映画・アニメ・テレビドラマ・ミュージカルなどに展開されてきた『アダムス・ファミリー』の長女・ウェンズデー(オルテガ)を主人公とする推理ミステリー。ネヴァーモア学園での奇妙な学生生活のなか、ウェンズデーが家族の過去や謎めいた連続殺人に巻き込まれていく様が描かれる。
米の取材では、本作のシーズン構想についてこんな質問が飛び出した。「シーズン2を執筆する時点でシーズン3以降の伏線を仕込んだのか? それともシーズン2が成功してからシーズン3について考えるスタンスなのか?」。これに対し、ガフは「どちらか一方というわけではない」と回答している。
「まずは大まかなアイデア、道しるべがあります。そしてシーズンの開発過程でアイデアが思い浮かび、“興味深いストーリーだな”とか、 “これは良いぞ”と気づく、それがシーズン3に繋がることもあります。[中略]またシーズンを構成する際には、興味深いストーリーやキャラクターを検討しています。そして撮影を始めてから、“なるほど”と納得することもある。両方の要素があるんです。」
テレビシリーズの制作は試行錯誤の連続であり、過去に手がけた「ヤング・スーパーマン」には良いエピソードも、またそうでないエピソードもあったと振り返るガフ。そのうえで、「ウェンズデー」については「シーズン3とシーズン4のアイデアはあります」と言い切った。「けれども物事は変化するし、より良いアイデアが浮かぶ可能性はあるので、何ひとつ確定していることはありません」
ガフによると、現在アイルランドで行われているシーズン2の撮影は全体の半分まで終了したとのこと。バートンはシーズン1と同じく全体の半分、4話ぶんを監督する計画だという。なお、現時点で「ウェンズデー」シーズン3&4の製作は正式発表されていない。
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