いま中華街で大人気!新スイーツ「台湾ドーナツ」の“サクモチ食感”がウマすぎた!【実食レビュー】
台湾ドーナツをご存知だろうか。
10数年前、台湾の屋台に登場したのが台湾ドーナツだ。
その専門店『台湾ドーナツoh!!』が、2024年4月、横浜中華街に上陸した。
以前ウレぴあで台湾カステラを取材したことがある。台湾カステラは、フワフワのトロトロで、マシュマロのようだったことを舌が覚えている。
台湾ドーナツもカステラのように、マシュマロ感あふれるドーナツなのだろうか。
中華街に上陸!「台湾ドーナツ」って?
台湾ドーナツを体験するため、横浜中華街へ向かった。めざす店は、中華街大通りのなかほどにあった。
さっそく店長の渡慶次信(とけしまこと)さんに、台湾ドーナツの特徴をお聞きした。
「ドーナツ生地に衣をつけて揚げるのが、台湾ドーナツの一番の特徴です」
一般的にドーナツは揚げて作るけど、衣をつけて揚げるとどうなるのだろうか?
「ふんわりで、サクッとした味わいを愉しめます」
さっぱりわからないぞ。不明白。
「作ってみましょうか?」
ハイ、お願いします。
発酵させた生地に衣をつけて揚げるのが台湾ドーナツ
「これが生地です。ドーナツ形にしたものをホイロと呼ばれる機械で1時間発酵させます」
さあ、ここからが台湾ドーナツの真骨頂だそうだ。
※林さんへ ここに動画1を入れてください
「ドーナツ生地にバッター液をつけます」
バッター液には小麦粉、ベーキングパウダーなどが入っているそうだ。
バッター液につけたドーナツ生地を170℃の油で揚げる。
※林さんへ ここに動画2を入れてください
2分たったら裏返し、さらに2分揚げれば完成。
揚げたてのドーナツは、おいしそうな香りがただよっていた。
フレーバーは5種類、一番人気は?
店長にお願いして半分に切ったものを試食させてもらった。
噛んだ瞬間、「サクッ!」と香ばしい音がした。ほのかに甘みがあり、このままでも十分おいしいと思った。
サクッと香ばしくて、フワッとしていて、モチモチとした未体験のドーナツだった。
「揚げたてのドーナツにフレーバーをまぶします」
フレーバーの種類は5種類。
プレーン(300円/以下すべて税込)、ミルク(320円)、いちご(320円)、チョコレート(350円)、抹茶(350円)。
一番人気はどれですか。
「プレーンとミルクですね」
私もそう思った。プレーンの素朴な味がよかったし、ミルクもおいしかった。
ちなみに、台湾ではミルクがスタンダードだそうだ。
サクサクでモチモチに感動しました
いろいろなドーナツを食べてきたし、自宅でも作ったことがある。
行列ができる、あの有名店のドーナツも食べたことがある。
でも、台湾ドーナツは、これまで経験してきたものとは別物。衣を噛んだ瞬間の、サクッとした食感は異次元。
サクサク、カリカリの後、押し寄せてくるモチモチ感が面白い。感動的でした。
横浜中華街は平日の午後でも大勢の観光客でにぎわっていた。
中学や高校の修学旅行生がたくさん歩いている。
台湾ドーナツは修学旅行生の間で人気なのだろうか。
「高校生や大学生よりも20~30代の女性のお客様が多いです」
店内で食べることもできるが、歩き食いする人が多いそうだ。レジの脇で見ていたら20代の女性がいちごを1個頼んだ。
紙に包んでもらったいちごの台湾ドーナツを手にして店を出ていった。
歩き食いやお土産用にテイクアウトも人気です
自宅用やプレゼント用にテイクアウトも可能だ。
「その日に食べてください。オーブントースターでリベイクするとおいしく食べられます」
台湾ドーナツをアルミホイルにのせ、オーブントースターで温める。温める時間はお好みで。
横浜中華街へ出かけたらぜひ台湾ドーナツを食べてこよう。
異次元体験をできるはず。
【台湾ドーナツoh!!】店舗概要
住所/神奈川県横浜市中区山下町145-61
電話/045-212-1818
営業時間/10:00~18:00
無休
(うまいめし/中島 茂信)