大阪・兵庫エリアの【ライトショアジギング(LSJ)おすすめ釣り場】8選
近年、ライトショアジギング(LSJ)は大物が狙えるわりにその手軽さとダイナミズムから、多くの釣り人に愛される釣りとなっている。神戸から大阪エリアは、アクセスが良好で、LSJを楽しむスポットが多い。ここでは、電車を使った釣行も可能なエリアを中心に、おすすめのLSJスポットを紹介する。
神戸周辺のLSJスポット
まずは、神戸周辺から。
アジュール舞子
特に人気なのが、アジュール舞子だ。明石海峡大橋が間近のこの場所は、激流ポイントとして知られており、潮の流れにのって多くの魚が去来する。
特に、青物を狙ったジギングにおいては、抜群のポイントである。60gタングステン製のジグを動かすロッドワークが求められるが、その分釣果も期待できる。
神戸空港
神戸空港の近くもLSJを楽しめるエリアとして人気がある。空港周辺の護岸は、ライトショアジギングに適したポイントが多く、夜間でもライトゲームを楽しめることから、仕事終わりや週末の釣行にも便利だ。
魚は、青物をはじめ回遊魚ターゲットとなる。アクセスも非常に便利で、神戸空港駅からすぐの場所に釣り場が広がっているため、電車での釣行も非常にスムーズに行える。
垂水漁港(一部エリアのみ)
垂水漁港は釣り場が広大でLSJの人気のスポットだ。ただし、漁港内の一部エリアのみが釣り可能な場所となっているため、釣行前に確認が必要。釣れる魚種としては、アジ、サバ、根魚類が多い。
垂水漁港も電車でのアクセスが便利で、JR垂水駅から徒歩で行ける距離に位置しているため、公共交通機関を利用して気軽に釣りに出かけることができる。
大阪市内から泉南エリアのLSJスポット
続けて、大阪に移って紹介していこう。
シーサイドコスモ
非常に有名な釣り場として知られるのがシーサイドコスモだ。電車釣行が可能なスポットで、大阪市内からもアクセスしやすい。
シーサイドコスモの釣り開放エリアは一部だけなので、LSJをする際には必ずその内側に入るようにしよう。
青物やタチウオやサワラなどがターゲットとなるため、釣り人には非常に人気が高い。また、何より電車でアクセスできる点が大きな魅力で、車を使わずに気軽に釣りを楽しめる。
南港釣り園
南港釣り園は、大阪南港エリアにある人気の釣りスポットで、堤防からのLSJが楽しめる場所として知られている。ここは釣り施設として整備されており、釣り場も広く、転落防止の柵もあり、初心者にも優しい環境が整っている。
ただし、駐車場には料金(1日1500円:令和7年現在)がかかる。
深日漁港
深日漁港は泉南エリアにある釣りスポットで、LSJを楽しむにはうってつけの場所だ。特に、タチウオやカンパチが釣れるため、多くの釣り人が訪れるスポットとなっている。
深日漁港は電車釣行が可能で、大阪市内からも簡単にアクセスできる。最寄り駅は南海本線の深日港で、駅からは徒歩圏内に釣り場が広がっているので、電車を利用して気軽に出かけることができる。
岸和田一文字
岸和田一文字は、泉北エリアの中でも特に人気の高い釣りスポットだ。こちらは、大阪湾を一望できる絶好のロケーションで、LSJやジギングを楽しむ釣り人に愛されている。
谷川港
谷川港は、泉南エリアの最南端にある港で、特にアコウ(キジハタ)やフラットフィッシュ(ヒラメやマゴチ)の魚影が濃いことで知られている。これらのターゲットを狙ったLSJが楽しめるため、釣果を求める釣り人にとって非常に魅力的なスポットとなっている。
紀北エリア:加太
もし紀北エリアまで行動範囲を広げられるなら、おすすめのLSJスポットは、やはり加太だ。加太は紀淡海峡に面した漁港で、海流が速いことが特徴的である。青物をターゲットにしたショアジギングが非常に人気が高い。このエリアはよく釣れると評判で、特に春から秋にかけては、多くの釣り人で賑わう。
神戸から大阪エリアにはLSJを楽しむための魅力的なスポットが多数存在する。電車でアクセス可能な場所も多く、車を持たない釣り人にとっても非常に便利だ。いくつかの場所で試してみてほしい。
<井上海生/TSURINEWSライター>