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【笑顔の発信力で詐欺撲滅へ】RYUTistの横山実郁さんが一日署長に就任、新潟市中央区で特殊詐欺被害防止を啓発(動画あり)

にいがた経済新聞

一日署長を務める横山さんによる啓発活動の様子

アイドルグループ「RYUTist(りゅーてぃすと)」の横山実郁さんは4月15日、新潟中央警察署の一日署長に就任し、新潟市中央区の古町ルフル広場などで啓発活動を行った。

一日署長に就任した横山さんは、「昨年、新潟県内では特殊詐欺で約5億7000万円の被害がありました。新潟中央警察署管内だけでも約3000万円の被害があり、特殊詐欺がとても身近なところに潜んでいるなと思っています。電話やメールでお金を要求されたり、SNSのメッセージなどが来たらすぐに警察に相談して頂けたらと思います」と呼びかけた。

新潟中央署の左京署長から横山さんに委嘱状が手渡された

新潟中央署の左京署長(写真左)と横山さん(写真右)

新潟中央署管内では2024年1月から4月15日現在までに2件の特殊詐欺被害が発生しており、172万円がだまし取られている。

また、最近は外国人や海外居住者を名乗り、恋愛感情などの好意的な感情を抱かせて金銭をだまし取る「ロマンス詐欺」や、SNSで投資の話を持ち掛け金銭などをだまし取る「SNS投資型詐欺」などの被害報告も全国的に増加していることから警察は強く注意を呼びかけている。

そういった背景の中、横山さんは古町ルフル広場付近を行き交う通行人に特殊詐欺被害防止を呼びかけるチラシを配布し、被害の未然防止を呼びかけた。

一日署長を務める横山さんによる啓発活動の様子(写真上3枚)

2022年10月にも秋葉警察署の一日警察署長を務め、2度目の警察署長を務めた横山さんに感想を問うと、「特殊詐欺は身近なところにあると思います。私自身もSNSで(怪しい)メッセージが来たり、メールが来たりしている。ちょっとでも詐欺なのではないかと疑う気持ちが大事だと思う」と語った。

新潟中央署の左京秀明署長は、「固定電話を防犯機能付き電話にしたり、SNSでお金儲けの話に乗らないといった当たり前のことを当たり前にやってもらいたいと思う」と話した。

続けて、今回の横山さんの起用については、「地元の人からの推薦もあり、古町を中心に活動しているという実績もあるので、RYUTist(りゅーてぃすと)の横山実郁さんにお願いした。発信力のある人の協力を得て、これからも呼びかけていきたいと思っている」と語った。

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