2人目の不妊治療は、性行為のタイミングが難しい!
2人姉妹を育てるママライターの愛華です。私が次女を妊娠したのは33才の時、長女が1才4カ月の頃でした。長女も次女も、不妊治療によって授かった子どもです。特に2人目は、状況的に性行為のタイミングをとるのが第1子以上に難しかったと感じました。今回は、私の「2人目不妊」の経験をご紹介します。
第2子に向け不妊治療に至った理由
長女を妊娠した頃から、私自身の性欲は激減していました。だからといってセックスレスというほどではなく、定期的に性行為はありました。
私たち夫婦は、第2子の誕生を2学年差で希望していたので、そのタイミングからは避妊もしていませんでしたが、半年ほどたっても妊娠する気配がありませんでした。
2学年差にするためのリミットも迫っていたことから、1人目と同様、不妊治療のために病院へ通うことにしました。その後、排卵誘発剤を使いながらのタイミング療法を行うこととなりました。
自分からタイミングを伝えることに抵抗感があった
基礎体温をつけるのは私自身。通院も一人でしていたので、性行為のタイミングを夫に知らせるのは、どうしても私の役目となりました。
もともと私は性に関する話を積極的にする方ではありません。仕方ないこととはいえ、私自身から性行為の誘いをしなければならないことは、自分の中で抵抗感がありました。
照れ隠しもあり、「○日あたりがよさそうなんだけど、仕事の予定どう?」など、どこか事務的な声掛けになっていました。そして、性行為も段々と、どこか義務的になり、味気なく感じていたのを覚えています。ただ、夫は大して気にしていなかったようですけど…。
第2子以降の妊活には想像以上のハードルが…
我が家では、長女と私が同室で寝て、夫は別室で寝ていました。これは、長女が新生児の頃からで、「夫にはゆっくり休んでもらって仕事の疲れをとってほしい」と思ってのことでした。
なので、性行為は夫の部屋でしていました。「子どものいない環境で落ち着いて行える場所があり安心」と思いきや、そうはいきませんでした。
行為の途中で長女が起きて泣き出し、中断したことも何度となくあったので、なかなか集中しきれません。行為自体の時間も段々と短くなり、しまいには子どもが泣き出しても「今日しかないの! ごめんね。あと3分だけ待って!」と思いながら、「早く、早くっ!」と急かしつつ行為を続けたこともありました。
直後は長女に後ろめたさも感じましたが、仕方がなかったとも思います。「第2子以降の妊娠は、第1子とはまた違ったハードルがあるものだな」としみじみ感じています。
その後、排卵誘発剤を使いながらのタイミング療法で無事に妊娠し、希望通りの2学年差で次女を出産しました。お互いに子育てや仕事で疲れ切っていると、「今日がタイミング」と頭ではわかっていても早くに寝てしまい…なかなか時間を取れず、焦りが出てきてしまうことも…。私は2人とも不妊治療で授かっているので、次もきっと不妊治療が必要だと予想しています。その時は、夫も一緒に病院に行ってもらおうと考えています。私自身も、タイミングを夫にもっと明るく伝えられるように心がけたいなと思います。不妊治療は精神的にも大変な部分がありましたが、私は自分自身の体について知ることができ、夫も女性の体の仕組みを知る良い経験となったようです。
[愛華*プロフィール]
フェイシャルエステティシャンを経て34歳で2人目を出産。出産を機にライターの世界へ足を踏み入れました。日々新しいことにチャレンジしながら子育てと両立、新鮮で楽しい毎日を過ごしています。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。