つながり深め テーマ｢縁｣ 新春市長インタビュー 続き〈茅ヶ崎市〉
タウンニュース茅ヶ崎版元旦号で掲載した新春市長インタビューの続きを紹介します。まちの発展や成長、パリ五輪などを見据えた展望などについて、佐藤光市長＝写真＝に伺いました。
ＦＭ密に連携
--地域貢献施設の開設、コミュニティＦＭの開局など本庁舎を取り巻く環境に変化が生まれていますが、今後の連携などはありますか。
茅ヶ崎市役所仮設庁舎跡地活用事業として、株式会社東横インを事業者に選定した地域貢献施設では、一般社団法人茅ヶ崎市観光協会が運営主体となり、昨年10月に茅ヶ崎ＦＭが開局し、11月には茅ヶ崎カフェがオープンしました。茅ヶ崎ＦＭに関しては、待望のコミュニティＦＭ放送局としてエンターテイメントや災害時に地域の情報を伝える手段として、より密に連携していきたいと考えています。
地域貢献施設としては、イベントや観光情報等の発信など、茅ヶ崎市の魅力を全国に広めていただく新たな拠点として親しまれることを期待しています。施設内の茅ヶ崎カフェには遠方からも来店があるなど好評のようで、今後は市民にも有効に利用してもらえるようになればと思っています。
茅ヶ崎からパリへ
--24年はパリ五輪が開催され、茅ヶ崎市ゆかりの選手としては、女子ケイリンの佐藤水菜（みな）さん（茅ヶ崎の大使に就任）などの出場が期待されていますが、茅ヶ崎市としての応援など取り組みはありますか？
自転車トラックの佐藤さんやＢＭＸの内藤寧々（ねね）さんなど、本市にゆかりのある選手が国際・国内大会でご活躍をされていることにうれしく思います。そうした選手たちを本市としても、ホームページや紹介動画を通じて、ご活躍を市内外の方に発信していきたいと思っています。
24年はパリオリンピック・パラリンピック競技大会の開催で世界中が盛り上がると予想されますが、茅ヶ崎市出身選手の出場が期待される中、こうした選手の力をお借りしながら、茅ヶ崎がスポーツでさらに盛り上がるよう、力を入れてまいります。現在、パブリックビューイングなどの実施についても検討を進めています。
--24年のキャッチフレーズをお願いします。
今年の１文字は縁(ゆかり)です。「ご縁」という言葉で使われますが、「人と人、あるいは物事同士のつながり」を示す意味があります。
ホノルル市・群との10周年の節目や、茅ヶ崎市ゆかりのスポーツ選手のさらなる活躍。こういった、茅ヶ崎市にとって欠かすことができない大切なつながりをより深くしていけるよう、丁寧な市政運営に努め、市民の皆さまのため、総力を挙げて茅ヶ崎を盛り上げたいです。本年もよろしくお願いいたします。
