おにぎりは「ぼんご」が監修!大谷翔平が「ファミリーマート」のおむすびアンバサダーに就任
コンビニエンスストア「ファミリーマート(Family Mart)」を展開するファミリーマートは2月27日、米国MLBのロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手がプライベートブランド「ファミマル KITCHEN」の「おむすび」のアンバサダーに就任したと発表した。おむすびの監修は、おにぎり屋「ぼんご」が手掛けた。
「ファミリーマート」に限らず、コンビニエンスストアではコッペパンや弁当などさまざまな商品を展開しているが、なかでも特におむすびは代表商品のひとつ。米や塩にもこだわり、主力商品のおむすびにさらに磨きをかけて展開する。
おむすびは「ぼんご」が監修した「手巻 肉そぼろ」と「手巻 高菜明太マヨネーズ」の2種類(ともに198円)と、「大きなおむすび」の「昆布とツナマヨネーズ(258円)」と「マヨたま(285円)」がラインアップしている。3月4日から順次、全国の約16,200店の「ファミリーマート」で販売を開始する。
発表会にはファミリーマートの細見研介社長が登壇し、今後のマーケティング戦略について説明した。ファミリーマートは先だってクリエイティブディレクターにNIGOの起用を発表しているが、「私たちが気付いていない、コンビニが持つ可能性はなんなのか、さまざまな面から協業を図っていく」と、NIGOとの取り組みに関しても意気込みを語った。
「ぼんご」は、スニーカー専門店「アトモス(atmos)」の創業者である本明秀文と大塚の老舗おにぎり屋「ぼんご」の女主人である右近由美子が新会社を設立して、2023年1月には新宿に店舗をオープン。連日行列ができる繁盛店で、「映えるおにぎり」の先駆け店ともいえる。
無類のおにぎり好きで知られている大谷翔平選手は、「おむすび」のアンバサダー就任について、「子どものころからおにぎりが好きで、今も自分の原動力になっています」と、語っている。大谷翔平選手が出演するキャンペーンの撮影では、昼食を控えて臨み、なんと19個を完食し、さらに「持って帰っていいですか」とたくさんのおにぎりを持ち帰ったという。
2000年以上前から日本にあるというおにぎり文化。大谷翔平選手が「おむすび」アンバサダーとして今後どんな活躍を見せるか注目したい。