釣った魚で作る「朝ご飯」レシピ:タバメのみりん干し 干すと味が凝縮
夏磯の主役でもあるタバメ(ハマフエフキ)。九州地方では早くも顔を見せ始めている。今回は「タバメのみりん干し」を紹介する。
タバメの旬
九州地方のタバメは夏が旬。その年により多少前後するが、6月から7月に釣れるものは腹が太く、脂がのっている。
サイズを問わず
みりん干しに向いている大きさは、ずばり全サイズ。欲をいえば、「デカけりゃデカいほど」身がたくさんとれる。
タバメ下処理
持ち帰ったタバメは頭とワタをとって下処理。底物だけにワタに独特の臭みがあるので、換気扇を回しながら行う。
タバメ3枚おろし
下処理後は3枚におろし、皮を剥ぐ。あとは腹骨と中骨をとってサクの状態にしておく。
タレに漬け込む
サク取りしたあとは、タレに漬け込む。割り下は水5、薄口しょう油1、みりん2。
食べごろサイン
タレに漬けること10時間ほど。魚に弾力が出てくれば干しごろサイン。あとは冷蔵庫内で1~2日干せばOK。食べる時はアルミホイルに並べ、グリルで焼けばできあがり。干すことで味が凝縮。朝ごはんのおかずに最高だ。
<松田正記/TSURINEWSライター>