【建設業の魅力を発信】新発田建設が実物大モックアップで高校生向け現場授業を実施
新発田南高校 建築工学科2年生を対象とした現場体験授業
新発田建設株式会社(新潟県新発田市)は11月10日、本社敷地内に新設した実物大モックアップを活用し、新潟県立新発田南高校の建築工学科2年生を対象とした現場体験授業を実施した。同社が展開する教育支援の一環で、若者に建設の仕事のリアルを伝え、ものづくりの魅力を体感させることを目的としている。
授業では、基礎の施工手順や品質管理について説明するとともに、モックアップの鉄筋・型枠・コンクリート部を実際に見て触れながら、構造の理解を深める内容を展開。社員との対話や質問を交えながら、現場で求められる視点や考え方を学ぶ機会となった。
モックアップの鉄筋・型枠・コンクリート部を実際に見て触れる体験
参加した生徒からは、「実際の現場に合わせて工法を調整されるなど、教科書ではわからなかった内容もあり勉強になった」といった感想が上がった。また「鉄筋に触れてみると意外と重たく、自分が普段生活する学校や建物の中身を実感できた」「鉄筋とコンクリートが互いの強みと弱みを補い合う関係という話が面白かった」など、実体験を通じた気づきや学びが生まれている。
同社は、このモックアップを社員教育だけでなく、地域の学校や協力会社の若手技術者向け研修にも活用していく予定だ。
実物大モックアップで構造の理解を深める授業
新発田建設株式会社
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