興収30億突破!『ウィキッド ふたりの魔女』札幌、旭川など道内13館で上映中
毎週・木曜日の深夜1時30分から北海道・札幌のエフエムノースウェーブで放送されている、矢武企画制作・映画専門ラジオ番組「キャプテン・ポップコーン」の内容をSASARU movieでも配信!
キャプテン・ポップコーンこと矢武企画が映画の情報はもちろん、映画に関係するまちの情報をお届けします。
4月24日(木)に放送された「キャプテン・ポップコーン」は、映画『ウィキッド ふたりの魔女』、『異端者の家』をご紹介。
キャプテン・ポップコーンは、スマホのアプリやインターネットで聴けるradikoのタイムフリー(無料)と、道外にお住まいの方はradikoのエリアフリー(月額¥385)で放送後1週間以内であれば聴くことができます。
さらに、radikoでこの番組をフォローして頂けると番組放送前に、オンエア通知が届いたり、フォロー欄から、簡単に番組情報やプレゼントキャンペーンの情報、番組ブログへ、アクセスできます!
※この記事では4月24日(木)放送の内容をお届けします。
※公開される映画館名や作品情報は上記日程の放送時点のものになりますのでご留意ください。
【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画
「カツオ節のゆーへい、どきどきっ映画くじ」のコーナー#52
このコーナーは全国大会で大阪府知事賞を受賞した「やぶやぶ節」がインターネットと平岸直売店で好評販売中のカツオ節の富樫政雄商店・ゆーへいさんに映画館での劇場体験、そしてクジで引けなければ観なかったであろう映画を運命的にマッチングするコーナーです。
今回は、映画『ウィキッド ふたりの魔女』をご紹介!
名作小説「オズの魔法使い」で少女ドロシーがオズの国に迷い込むずっと前に遡り、この国で最も嫌われた“悪い魔女”と最も愛された“善い魔女”の過去をふたりの視点から描き2003年の初演から20年以上にわたり愛され続ける大ヒットブロードウェイミュージカル「ウィキッド」を映画化した2部作の前編です。
監督は『クレイジー・リッチ!』(18)のジョン・M・チュウ。エルファバ役はエミー賞、グラミー賞などで受賞歴を持つシンシア・エリヴォ、グリンダ役はグラミー賞常連アーティストのアリアナ・グランデ。
ゆーへい:華やかなミュージカル作品だと思いました。アカデミー賞を受賞した美術と衣装のデザインがとても魅力的で、主演のエルファバとグリンダ役の2人の歌唱力と表現力がとても素晴らしかったです。
楽しくてワクワクするようなダンスシーンが散りばめられていてとても素敵でした。
矢武:ミュージカルやファンタジーが苦手な方でも楽しめる世界観でしたよね。小道具も可愛いくて、男性でも楽しめると思います。
ゆーへい:綺麗な映像とダンスも素晴らしかったですし、楽しそうな映像もたくさんありました。
テーマとしては、現代社会の大切なメッセージが込められてたなと思います。
何が善で何が悪か、エルファバとグリンダが、どちらが善で、どちらが悪なのかというのが、今後どうなっていくのかが見どころだと思います。
また、オズの国の情報統制や抑圧が強く出ていました。
矢武:善悪を白黒はっきりつけるというのは際どいテーマだと思います。今後はっきり分けない可能性もあるかもしれません。
ゆーへい:後編ではエルファバがどのようにして西の魔女になっていくのか、グリンダは良い魔女と言われていますが、今後どのような関係性になっていくのか楽しみですね。
矢武:この映画は飛行機内でも観られるんですよ。ただ、約160分あるので、やはり映画館で観るのが1番良いですね。
ゆーへい:私はDolby Cinemaで観ましたが、まだまだ混雑していました。
映画『ウィキッド ふたりの魔女』(G)は、TOHOシネマズ すすきの、札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌のほか、旭川、小樽、江別、釧路、北見、苫小牧、函館、小樽、稚内で絶賛公開中です!
矢武企画ことキャプテン・ポップコーンが最新映画をご紹介っ!
映画『異端者の家』
若いシスターのパクストンとバーンズは、布教のため森の中の一軒家を訪れる。ドアベルに応じて出てきた優しげな男性リードは妻が在宅中だと話し、2人を家に招き入れる。シスターたちが布教を始めると、リードは「どの宗教も真実とは思えない」と持論を展開。不穏な空気を察した2人は密かに帰ろうとするが、玄関の鍵は閉ざされており、スマホの電波もつながらない…。信仰を揺さぶる選択の先で、背筋が凍る「真相」に直面する。監督・脚本を務めるのは『クワイエット・プレイス』(18)の脚本で注目を集めたスコット・ベック&ブライアン・ウッズ
謎の男、Mr.リードに扮するのは、本作でゴールデングローブ賞の主演男優賞にノミネートされたヒュー・グラント。
矢武:この映画、なかなか普段は議論しにくい宗教をテーマにしている映画です。じゃあ、ただの信仰にまつわる映画なのか?難しい哲学的な映画なのか?と捉えてしまうのはもったいなく、会話の中でモノポリーやファストフードの話が出てきて、緊迫したやり取りの中で話が脱線します。そこが出演であるヒュー・グラントの芝居のチカラなのか、そのときの笑顔は『ノッティングヒルの恋人』(99)などに出演した“ロマンティック・コメディの帝王”の微笑みです。そのパブリック・イメージが悪役でどう上手く作用し、不気味さが増すのか、スクリーンで確認してみてください。
映画『異端者の家』(R15)は、TOHOシネマズ すすきの、札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌のほか、旭川、釧路、苫小牧で4月25日(金)から公開中です!
函館シネマアイリスは5月23日(金)からの公開予定です。