「長芋」は“とろろ” だけじゃもったいない!シャキシャキ食感を活かす「スパイシー長芋」
すりおろした“とろろ”で食べることが多い長芋は、炒めてもとても美味。シャキシャキの食感と、ほんのりとろける口当たりが食欲をそそります。その淡白な味わいは、味付けの仕方次第で大きく変化。カレーパウダーを振りかけて、スパイシーに仕上げるのもおすすめです。
「長芋」は炒めてシャキシャキ
すりおろして「とろろ」で食べる機会が多い長芋。
実は炒め物にすると、独特のシャキシャキ感ととろみが混ざり合い、とてもおいしく仕上がります。
長芋自体の味はとても淡白なので、すこし濃い目の味付けがおすすめです。
苦味と甘味のあるピーマンと一緒に中華風の炒め物にして、最後にカレーパウダーでパンチを効かせる、そんな食べ方がとてもおいしいですね。
香ばしいにおいと噛みごたえある食感につられて、箸がすすむこと間違いなし。
長芋とピーマンのスパイシー炒め(調理時間:10分)
材料(2人分)
・長芋……250g
・ピーマン……‥2個
・にんにく……1かけ
・ごま油……大さじ1
・カレーパウダー……大さじ2分の1
(調味料)
・しょうゆ……大さじ2分の1
・酒……大さじ1
・みりん……大さじ1
・中華だし……小さじ1
作り方
1. 長芋は皮を軽くむき1cm幅の半月切りにし、ピーマンは大きめのざく切り、にんにくはスライスにしておきます。
2. フライパンにごま油を温め、にんにくを香りよく炒めたら、ピーマンから炒め始めます。
3. ピーマンがやや固めなくらいで長芋を入れ、軽く火が入るまで炒めます。
4. 一度火を止め、よく混ぜた調味料とカレーパウダーを入れて混ぜ合わせてから、再び炒めて仕上げ、お皿に盛ります。
「長芋」は炒めすぎずにサッと
生でも食べられる長芋は、加熱しすぎるとシャキシャキ感が失われるので、サっと炒める程度がおいしいです。調理時間が短くて済むので、助かります。
芋なだけあって食べ応えもあり、なかなかのおかず感。噛む音までジューシーなスパイシー長芋は、おすすめです。
山田 直/ヨガ講師・自然食料理人