汗ばむ日には塩糀ソフト!かわいいチューリップもなかと一緒に味わう富山・砺波のひんやりスイーツ【糀ASOBI】
日に日にあたたかくなり、天気のいい日には散歩やおでかけが楽しいシーズンになってきました。
そんなときのお楽しみと言えば、おでかけ先で楽しむご当地グルメ。少し体を動かした後に味わうスイーツやドリンクは格別です。
この時期、チューリップの花が見ごろを迎える富山県砺波市では、かわいいチューリップのもなかをあしらった塩糀ソフトクリームを楽しめる店があります。
散歩が気持ちいい砺波のフラワーロード近く
糀を使ったスイーツの専門店
店があるのは、エレガガーデン(富山県花総合センター)の向かい。
砺波チューリップ公園や四季彩館、砺波市美術館が近く、桜並木や花壇が整備された遊歩道フラワーロードが伸びていて、散歩するにはぴったりのエリアです。
店の名は「糀ASOBI(こうじあそび)」。
美容や健康にもうれしいと言われる糀を使ったスイーツの専門店です。
そんな糀スイーツでこの時期にオススメなのが、「生乳塩糀ソフト」。
春から秋にかけての期間限定商品で、新鮮な生乳と塩糀をたっぷり使っています。
「地元の新鮮な生乳を低温殺菌し、水不使用で作っているソフトクリームです。海洋深層水塩で作った塩糀が、生乳のおいしさをさらに引き立てくれているので、食べてみてほしいです」(オーナー 中山さん)
ソフトに添えられているのは、チューリップをかたどったもなか。
もち粉を使っていて、コーンとはまた違ったサクッとした香ばしさを味わうことができます。
ソフトクリームは、コーンとカップを選ぶことができますが、コーンには小麦粉が使われているので、グルテンフリーを希望される方はカップのほうをどうぞ。
塩糀の酵素が引き出す素材のおいしさ
糀スイーツ専門を掲げる「糀ASOBI」では、塩糀ソフトのほかにも、ロールケーキや焼き菓子など、糀と地元食材にこだわった洋菓子をラインナップしています。
看板商品は、「高道(たかんど)ロール」。
見た目は普通のロールケーキに見えますが、糀の酵素の力を使って素材のおいしさを引き出しています。
生地は富山県産の米粉を使用し、小麦粉を使わないグルテンフリー。
米粉だけでなく、卵や牛乳など、すべての食材を富山県産にこだわっています。
もちろん塩糀も、地場のもの。
お隣、南砺市の石黒種麹店の米こうじを使って中山さんが自ら手作りしています。
塩糀をロールケーキの生地に混ぜ込み、生地を寝かすこと1日。生きている糀が発酵を続け、素材の旨味を最大限に引き出してくれるんだとか。
富山県産米のおいしさに惚れ込んで店をオープンしたという中山さん。
こだわりの米粉と塩糀で作ったロールケーキは、ふんわりした食感と、しっとりした雑味のない味わいを楽しむことができます。
昔から日本に根づいている発酵食品文化や地場の食材にこだわったスイーツを楽しめる「糀ASOBI」、砺波のチューリップと一緒に楽しむのもよさそうです。
店舗情報
【糀ASOBI(こうじあそび)】
住 所 富山県砺波市高道53‐2
営 業 10:00~15:00 売切次第終了
電 話 0763-58-5030
定休日 月曜
参考:KNBテレビ「ワンエフ」
2021年2月12日放送
記事編集:nan-nan編集部