「オリゴ糖」の意外と知らない“NGな摂り方”「摂り方によって逆効果になるなんて…」
腸活アドバイザーの三木ちなです。食欲が増し、乾燥しやすくなる秋は、腸の調子も整えておきたい時期。手軽に始められる腸活のひとつに「オリゴ糖」があります。しかし、摂り方によっては逆効果になることも……。ここでは、意外と知らない「オリゴ糖のNGな摂り方」についてご紹介します。
NGその1.有効摂取量を守らない
腸内の善玉菌を増やしてくれるオリゴ糖ですが、1日の有効摂取量には上限があります。そのため、たくさん摂ればいいというわけではありません。
スーパーなどで売っている市販のオリゴ糖の場合、1日の摂取量は2~10gが目安です。
過剰に摂ると、腸内でガスが大量に発生して、体調によってはお腹が張る場合があります。腸活するために摂っても逆効果になってしまいますので、摂取量は必ず守りましょう。
NGその2.一度に摂りすぎる
オリゴ糖には1日あたりの摂取量に決まりがあることをお話ししましたが、じつは1回あたりの摂取量にも注意が必要です。
オリゴ糖は腸内のガスを発生させる作用があり、1日分のオリゴ糖を一度に摂ると、お腹が張る場合があります。膨満感だけでなく、下痢を引き起こす恐れも。
何ごとも“慣れ”が必要になるのと同じで、オリゴ糖も少しずつ体に慣れさせていく必要があります。
1日あたりの有効摂取量はあくまでも目安ですので、「朝のうちに摂っておこう」のように、“摂りだめ”はしないよう気を付けてください。
NGその3.砂糖と同じ甘さを求める
オリゴ糖は砂糖と比べると、甘さもカロリーも控えめです。しかし、ゼロカロリーではありません。
砂糖と同じレベルの甘さを求めると、カロリーオーバーにもつながります。痩せ体質を目指して腸活を行う場合、オリゴ糖を摂りすぎて太ってしまっては元も子もありません。
オリゴ糖の過剰摂取はカロリー以外にもリスクがありますので、必要以上に甘さを求めないよう意識しましょう。
量を守れば問題なし!
オリゴ糖は、毎日続けて生活に取り入れると、腸内環境に”いいこと”をもたらします。
摂取量には気を付けて、オリゴ生活を継続しましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア