技術と戦略のニュースポーツ「佐倉市ユニカール協会」
ユニカールとはuniversal Carling(ユニバーサル カーリング)の略で、カーリングをシーズンオフにも楽しもうと1979年にスウェーデンで考案されました。
スライドカーペットの上で重さ3kgの特殊合成樹脂製のストーンを滑らせます。
佐倉市で活動している同協会を取材しました。
佐倉市民カレッジの授業がきっかけ
佐倉市ユニカール協会は佐倉市民カレッジ29期生の授業でユニカールが取り上げられたのをきっかけに2022年度にサークルとして発足、活動を始めました。
練習は毎週木曜日の午後1時から2時間、佐倉市民体育館で行っています。
現在の会員は24人、そのうち日本ユニカール協会の普及指導員資格者が20人もいます。
佐倉市の行事「エンジョイニュースポーツまつり」や成田市、匝瑳市の大会などにも参加。
地域ボランティア活動として学童保育所を訪問し、子どもたちに楽しんでもらえるように23年の8月に計画していたのですが、コロナ感染拡大のために直前に中止になってしまいました。
力よりも技術と戦略のスポーツ
取材した日は冬季練習試合でほとんどのメンバーが集まりました。
競技は3人1チームとなり、相手チームと対戦。
ストーンの投げ方は遠心力を利用するために大きくバックスイングをし、低い姿勢で足元から滑らせるように投げます。
両チーム3人ずつ6人が投げ終わり、中心に近いストーンがある方に点数が入り、これを6ラウンド行い得点を合計します。
投げる前にチームメイトで作戦を話し合い、狙い通りにいくと拍手と歓声。
見ただけで距離の判断できない時は、メンバーお手製の竹でできたコンパスのような測定器が登場。
ユニカールをやるようになり、「市民カレッジで知り合いでしたが、サークルになり、皆さんとの会話が増えて、さらに仲良くなりました」というメンバーの声。
現在、佐倉市スポーツ協会に加盟申請中で、佐倉市主催の大会や県大会を開催したいそうです。
興味のある人は見学もできます。(取材・執筆/さくら)
※問い合わせ 電話番号/090-5439-9476 百瀬