競技×金融二刀流で貢献 ベルマーレF・堀内選手
地域の金融機関でアスリートとして貢献を―。
湘南ベルマーレフットサルクラブに所属する人気ストライカー、堀内迪弥(みちや)選手(32)が1月からさがみ信用金庫に勤め、金融教育とスポーツを組み合わせた地域貢献活動を行っている。
フットサル選手としての活動に加え、小学校の放課後児童クラブで金融教育とフットサルを組み合わせたプログラムに取り組む堀内選手。「これまであまり関わりが持てなかった分野で不安もありましたが、職員の皆さんの業務に対する誠実な姿勢など勉強になっています」と受け止める。
さがみ信金は今年から、スポーツの力を事業に活用しようと、アスリート職員の採用を開始。児童にお金のことを学んでもらい、それと合わせて地元プロチームの認知度向上や夢の選択肢を伝えることを目的に地域貢献活動を行っている。
「県西地域のチームと企業のことを知ってもらい、学びの部分や魅力も伝えられたら」と相乗効果を図る堀内選手。ベルマーレフットサルが戦うFリーグの新シーズン開幕も5月末に控え、「優勝するため、全てを捧げる覚悟で戦います。このエリアを『日本一フットサルが強い地域』にできるよう頑張りたい」と意気込む。