雨上がりの「田んぼアート」、四日市市楠町で見学会、出来栄え上々
三重県四日市市楠町で7月13日、「田んぼアート」の見学会があった。雨上がりの恵まれた天気になり、きれいな絵が浮かび上がった様子を見に、朝から昼過ぎにかけて、あちこちから人が訪れた。11月には収穫祭も開くという。
楠地区まちづくり検討委員会が中心になって運営してきた。委員会の森正一会長は「今年は田植えの日の天気もよくて、細かいところまでていねいに苗を植えることができた。その分、出来栄えはとてもいい」と話している。
四日市市のキャラクター「こにゅうどうくん」と、干支にちなんでアニメふうの「龍」が描かれており、葉が白、黄、赤、紫になる品種の異なる稲を使っているという。
堤防の上にはテントが張られ、地域の人のかき氷などのおもてなしがあった
田んぼアートは、鈴鹿川派川の新大正橋の南側あたりにあり、堤防の上から見ると、遠近法などで計算された構図がはっきりと見える。携帯のカメラで撮影する人も多かった。堤防上にはテントが張られ、地域の人らによるかき氷などのおもてなしもあった。
これから見学をという方は、車の場合、ナビを「四日市市楠町南川242-4」に設定すると分かりやすいという。