缶切りがないときの代用は?裏技を試した結果「想像していたのと違った」
身近なあるものが缶切りの代用品に!?
日々の暮らしはもちろん、アウトドアシーンや非常時にも役立つ缶詰。いざ使おうとしたらプルトップ缶ではなく、慌てて缶切りを探した経験はありませんか?
缶切りがなくて困ったら、身近なあるもので代用できるのだそうですよ。筆者も試してみたので、本記事で手順と検証結果をお届けします。
用意するもの
用意するのはなんとスプーン。ティースプーンのように小さなものではなく、カレーを食べるときに使うような、大きめのものを使用します。
手順
1. 缶詰に穴を開ける
スプーンを画像のように握り、缶のフチに先端を押し当てます。缶に穴が開くまで力強くこすり続けます。
こすっていると黒い粉が出てきます。いざ開いたときに中に入ってしまわぬよう、拭き取りながら作業をするのがおすすめです。
口コミには「5分で穴が開いた」という声もあったのですが、30分こすり続けても開く気配はまるでなし。軍手をはめ、上から体重をかけるようにしてさらに30分格闘したところ……。
ようやく穴が少し開きました!
2. 缶詰をこじ開ける
あとはスプーンで穴を広げるようにして、こじ開けていくのですが……。
穴は開いたものの、あえなく断念する結果に
格闘すること1時間。スプーンをグリグリと押し込もうとしたり、缶切りのように使ってみたりとあれこれ手を尽くしたものの、缶は一向に開きません。
腕力が足りないのか、力のかけ方が悪いのか、手が痛くなりあえなく断念する結果に……。スプーンはスプーン曲げをしたかのようにグニャリと曲がってしまいました。
防災グッズに缶切りを忍ばせておこう
筆者は失敗してしまいましたが、SNSには成功している人の声も多数。缶の強度や腕力次第ではうまくいくようなので、いざというときのために手順を覚えておくとよいのではないでしょうか?
今回の検証を通じて、缶切りのありがたみをあらためて感じました。キッチンに常備するのはもちろん、防災グッズにも1本忍ばせておこうと思います。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
ライター:pomipomi(webライター / 料理研究家)