「チェリまほ」が松田 凌・荒牧慶彦主演でミュージカル化 脚本・演出は川尻恵太
2018年9月1日より「ガンガン pixiv」で連載以降、多くの読者支持を得て累計300万部を突破した人気漫画を原作とし、実写ドラマ・実写映画・TVアニメ化され大きな話題を呼んだ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』がミュージカルとして、2025年4月より上演されることが決定した。
原作コミック『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(原作・豊田悠)は大人気BL漫画で、略称は“チェリまほ”と呼ばれており、童貞のまま30歳を迎えた主人公・安達が「触れた人の心が読める魔法」を手に入れ、勤務先のイケメン同期・黒沢が自分に想いを寄せていることを偶然知ってしまうことから巻き起こる純愛コメディで、ピュアなストーリー展開と登場人物達の愛らしいキャラクター像が話題となって共感を呼び、女性を中心に幅広い層で人気を獲得。
「全国書店員が選んだおすすめBLコミック2019」第1位に選ばれ、コミックス累計部数は300万部を突破。2020年に放送された実写ドラマを皮切りに、2022年4月 実写映画化、さらに2024年1月からは TVアニメが放送され大きな話題を呼び、 留まらない“チェリまほ旋風”で大きな注目を集め続ける中、この度、松田 凌・荒牧慶彦出演で、“ミュージカル”となって舞台に登場する。“ミュージカル”という音楽と組み合わさったステージと、「触れると人の心が読める」というシチュエーションがどのように劇場で再現され、体感ができるのか期待が高まる。
主演は、“触れた人の心が読める魔法”を手に入れた安達 清 役の松田 凌、爽やかイケメンだが心の中は安達への恋心で暴走してる黒沢優一役の荒牧慶彦。
その他、柘植将人役に佐伯大地、綿矢 湊役に中山咲月と注目のキャストが集結し、純愛(ピュアラブ)ファンタジーミュージカルが繰り広げられる。主題歌、キャラクタービジュアルなどは後日解禁される。
なお、12月17日には記者会見も行われ、安達 清役の松田 凌、黒沢優一役の荒牧慶彦、柘植将人役の佐伯大地、綿矢 湊役の中山咲月、脚本・演出を務める川尻恵太(SUGARBOY)が登壇した。
まず冒頭挨拶の際には「大人気の作品に出演できることが光栄」と全員笑顔を見せ、本作への出演の喜びを表した。その後、原作・ドラマ・アニメで人気作品である本作だからこそ、舞台版にかける想いが並々ならぬものである事が伺える話へ。演出の川尻は「色々な手は出し尽くされていると思っているので、舞台としてどう戦うか。“舞台版は舞台版で、素晴らしい“と言ってもらえるように頑張りたい」と口にすると、続く松田も「関係者の方とたくさんお話をさせて頂いたが、皆さんとても大きな情熱を持っていらっしゃって、”この舞台は、絶対に面白い作品になる”と確信ができた。原作を愛している方、初めて触れる方とともに先生が描いた世界や想いを、しっかり演じていきたい」「ご覧いただいた方に必ず満足いただき、“チェリまほ”を改めて好きになっていただける事をお約束します」と語り、荒牧も「原作の世界を最大限に引き出し、“チェリまほ”らしさ、キャラクター、原作をこれまで以上に好きになっていただけるように頑張っていきたい」と力強く口にした。どのような舞台になるかという質問に対して、演出の川尻は「お客様が登場人物たちを至近距離で観ている感じを出しつつ、魔法のシーンも含めて、劇場で様々な体験ができる舞台にしたい」と構想を明かした。
また原作者・豊田悠より舞台化を記念した描きおろし応援イラストが到着し、会見内でお披露目された。
舞台の緞帳とともに、安達・黒沢が手を取りダンスをしているような場面が描かれており、ピュアな純愛を描く本作
の雰囲気が伝わるものとなっている。キャストたちは「本当にありがとうございます!」「嬉しい!」と喜びを表し、松田・荒牧は「ミュージカルでもこのイラストのような2人を表現していきたい」と語った。
原作・豊田悠 コメント
自分の作品が舞台になるなんて思ってもいなかったので本当にびっくりしましたし、ミュージカルになると聞いて二度びっくりしました。
豪華すぎるスタッフさんとキャストさんがどのようにチェリまほを調理して下さるのか今からワクワクが止まりません! 開幕初日を読者さんとキャストさんスタッフさんのファンの皆さんと一緒に心から楽しみに待ちたいと思います!