馬肉好き必見!業務スーパーで買える「冷凍馬刺し」は焼肉屋レベルのおいしさ
業務スーパーで馬刺し用の馬肉が買える!
冷凍肉のバリエーションが豊富な業務スーパー。牛肉、豚肉、鶏肉など定番の肉が並ぶなかで、なんと生で食べられる肉を発見しました!それが本記事でご紹介する『馬刺し用の馬肉』です。
ラインアップは赤身、ロース、ユッケ用の3種類。SNSで口コミを調べてみると、「コスパが良くておいしい」「焼肉屋で出せるレベル」「晩酌がはかどる」など、絶賛する声が多数見られました。はたして口コミは本当なのか、隠れ生肉ラバーの筆者が味わいやおすすめの食べ方を詳しくご紹介します。
1. 業務スーパー「赤身馬刺し」
まずご紹介するのは『赤身馬刺し(生食用)』です。筆者が購入した馬肉は、内容量が153グラム。商品ごとにややばらつきがありますが、100〜150ほどグラムのものが販売されていました。100グラムあたりの値段は498円(税抜)。原産国はアルゼンチンで、賞味期限は購入から半年以上ありました。
筆者が利用するスーパーでは残念ながら馬肉を見かけないため、ネットで値段を調べたところ、精肉店やスーパーで買う馬肉赤身は100グラムあたり700〜1000円とのこと。海外産ということもありますが、一般的な相場よりもかなり安く購入できますよ。
また業務スーパーの店舗によっては、馬肉赤身の値段が100グラムあたり400円を切ることもあるようです。
解凍方法
馬肉のおいしさを保ちながら解凍するポイントは、氷水に浸けること。ボウルに馬肉が隠れるくらいの水と、馬肉の同量から2倍量の氷を入れてじっくり解凍しましょう。常温や流水で解凍すると、肉の色が悪くなったり、ドリップがたくさん出て食感が落ちたりしてしまいます。
もうひとつのポイントは、中心部分が凍った状態で引き上げること。全解凍した状態よりも肉の形が崩れにくく、また薄くスライスしやすくなります。解凍時間の目安は50グラムあたり10分。筆者が購入した馬肉は144グラムだったので、30分ほど氷水につけておきました。
おすすめの食べ方
切り分けた馬肉の赤身は、牛肉よりも濃い鮮やかな赤色。シンプルに刺身醤油をつけて、いざ実食です!口に含むと生肉特有のぷりっと感がありつつも、繊維感は強くなく、やわらかな食感。臭みはまったくなく、血生臭さもありません。例えるならば「コンミート」よりも風味は弱め。馬肉初心者の方にもチャレンジしやすい味わいです。
赤身なので脂の旨味はありませんが、それでも馬刺しの良さを十分に堪能できるおいしさ。臭みがないので、刺身醤油だけでもおいしくいただけます。おすすめの食べ方はオニオンスライスと一緒に刺身醤油で。刺身醤油がない場合は、しょうゆに砂糖とみりんを加えてレンジ加熱したものでも代用可能です。
口コミ・SNSでの反応
安すぎてびっくり!
リーズナブルだけど普通においしい
商品情報
商品名 / 赤身馬刺し(生食用)
価格 / 100gあたり498円(税抜)
原産国 / アルゼンチン
カロリー(100gあたり) / 102kcal ※参考:日本食品標準成分表2020年版(八訂)
2. 業務スーパー「ロース馬刺し」
続いてご紹介するのは『ロース馬刺し(生食用)』。内容量は133グラムで、100グラムあたりの値段は638円(税抜)でした。赤身よりもグラムあたりの値段が100円以上高いものの、スーパーや精肉店よりは安価だといえるでしょう。
原産国はカナダ。赤身と同じく、賞味期限は購入時点から半年以上ありました。
解凍方法
解凍方法は、赤身のときと同様。ボウルに馬肉が隠れるくらいの水と馬肉の2倍量くらいの氷を入れて、中心に凍った部分が残るくらいまで解凍します。時間の目安は50グラムあたり10分。筆者が買った馬肉ロースは125グラムだったので、約25分で氷水から引き上げました。
おすすめの食べ方
筆者が購入した馬肉ロースは、先にご紹介した赤身よりも淡い色味。豚もも肉や豚ひれ肉を連想させます。刺身醤油でいただいてみると、こちらも臭みや血生臭さはまったくありません。食感は赤身よりもしっかりしており、弾力のある歯応えが楽しめます。
肉の味は赤身より強め。しかし獣くさいというわけではなく、どこかマグロのような風味を感じました。調べたところ馬肉のロースは旨味が強く、肉の味がしっかりしているとのこと。馬肉通にはロースしか食べない人もいるようです。
おすすめの食べ方は、赤身と同じくオニオンスライスと刺身醤油。加えて、おろし生姜やおろしにんにく、スライスにんにくを添えると、パンチが効いて箸が止まらなくなりますよ♪
口コミ・SNSでの反応
味も食感もいい!
冷凍だからいつでも食べられる
やわらかくておいしい♪
商品情報
商品名 / ロース馬刺し(生食用)
価格 / 100gあたり638円(税抜)
原産国 / カナダ
カロリー / 不明
3. 業務スーパー「馬肉ユッケ」
最後にご紹介するのは『馬肉ユッケ(生食用)』です。ユッケ用に細く切られた馬肉の赤身が、50グラムずつパッキングされています。値段は300.24円(税込)。焼肉屋で馬肉ユッケを頼むより、かなりリーズナブルですよね。
原産国はアルゼンチン。賞味期限はかたまりの馬肉と同じく、購入から半年以上でした。
解凍方法
ユッケ用馬肉の解凍方法は、氷水もしくは流水。時間がある場合は、冷蔵庫でひと晩かけて解凍してもおいしくいただけます。かたまりの馬肉とは違い、しっかり中心まで解凍してから開封しましょう。
氷水なら約30分、流水であれば約10分で解凍できます。外側と中心で色が異なる場合がありますが、空気に触れさせるときれいに赤く発色するので安心してくださいね。
おすすめの食べ方
ユッケ用馬肉に使われているのは赤身なので、味わいは赤身とほぼ同じです。おすすめの食べ方は、もちろんユッケ。しょうゆ、砂糖、すりおろしにんにくでさっと和えれば即席ユッケの完成です。
オニオンスライスの上に丸く盛り付け、真ん中に卵黄を落とせば焼肉屋も顔負けのクオリティ!お好みでごま油やコチュジャンを加えると、さらにおいしくなりますよ。ユッケ丼やユッケビビンバも筆者イチオシの食べ方です。
口コミ・SNSでの反応
とても200円台とは思えない神食材!
解凍させるだけで切る手間がないのも素晴らしい
安いしおいしいし、リピ確定
商品情報
商品名 / 馬肉ユッケ(生食用)
価格 / 300.24円(税込)
原産国 / アルゼンチン
内容量 / 50g
カロリー(1袋あたり) / 51kcal ※参考:日本食品標準成分表2020年版(八訂)
業務スーパーの馬刺し・馬肉ユッケ一覧
商品名 / 内容量 / 価格 / 原産国
赤身馬刺し(生食用) / 153g / 821.88円(税込)※100gあたり税抜498円 / アルゼンチン
ロース馬刺し(生食用) / 133g / 915.84円(税込)※100gあたり税抜638円 / カナダ
馬肉ユッケ(生食用) / 50g / 300.24円(税込) / アルゼンチン
本記事でご紹介した馬刺し用馬肉と馬肉ユッケは、いずれもコスパの高さを感じる商品でした。臭みがない味わいと手に取りやすいお値段で、馬肉初心者の方も挑戦しやすいのがうれしいポイント。味わいに大きな違いはありませんが、肉の味わいや旨味を重視したい方にはロース、より手軽に食べたい方にはユッケ用をおすすめします!
高コスパ!馬刺しラバーは業スーへ急げ!
業務スーパーの冷凍馬肉は、生肉好き・馬肉好きにはたまらない高コスパ商品でした。脂の旨味や風味は専門店に敵いませんが、値段と手軽さを考えれば十分なおいしさ。まさに高コスパ商品です。
焼肉屋でしか出会えないと思っていた味わいを、業スーの冷凍馬肉で味わってみませんか?
※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
ライター:満畑ペチカ(調理師ライター)